少し前にふと本屋で見つけて思わず買ってしまった本。
![]() | 新訳 少女ポリアンナ (角川文庫) 596円 Amazon |
時間の空いたときに少しずつ読んだけど
久しぶりに“止まらなく”なった(笑)
少女ポリアンナ・・本によっては“パレアナ”ともいうけど
ひたすら児童文学を読み漁っていた引きこもりの頃
には読んでなくて(笑)
そういう物語があることは知ってたけど
なかなか読む機会がなくて
今まで手に取ったことがありませんでした。
私の中で“ポリアンナ”といえば「世界名作劇場」
そして“良かった探し”
ストーリーはまったく覚えてなかったけど
“良かった探し”という言葉だけは
子ども心にとても印象に残っていました。
“良かった探し“というのは
牧師だったポリアンナのお父さんが
亡くなる前にポリアンナに提案した一つのゲーム。
どんなに悲しくてつらい状況の中でも「良かった」と思えることを見つけ出す
それが“良かった探し”です。
物語の中で、
お父さんが亡くなったあとポリアンナは
母親の妹であるポリー叔母さんに引き取られますが、
そこで出会った不幸を抱えた人たちに
このゲームを広めていきます。
ポリアンナ自身も叔母さんから冷たい扱いを受けていましたが
ゲームのおかげで
つらい生活も喜び溢れる毎日に変えていってしまうのです。
最近、私自身とてもつらいことがあって
不幸のどん底に落とされたような気持ちになりました。
そして『こんなにつらい状況で「良かった」なんて見つかりっこない』って思いました。
だけど不幸のどん底のような出来事の中にも「良かった」はちゃんとあったんです。
私にとって「良かった」は
またつらい経験から学ぶ機会を与えられたことと
ここからまた世界を広げるチャンスを与えられたこと
でした。
お腹は何度も壊れたけど(笑)
これも“腸内清掃”ができて「良かった」です♪
つらい立場や状況に陥ってしまったとき
それをポジティブに捉える事ってなかなか出来ることではありません。
今すぐつらい状況を変えることや
不安を取り除くことばかりに気がいってしまうから
安心感を得るどころか
どんどん自分を追い詰めてしまったりする。
でも、何か一つ
「良いこと」に目を向ければ
それだけで頭は自然と「良かった」の根拠を
探すようになります。
そのとき気持ちはすでにいい方向へ向いています。
そんなときは無理に良かった探ししようと思わないで
この経験が未来に生かされることを信じて待ちましょう。
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