絵描き達の理想とする人間関係というのは実にシンプルだ。


自分が褒めたら相手も褒め返してくれる

相手が褒めてくれたら自分もその人を褒める

…と言ったような、

誰かやれば自分もやってあげるよ、という

日本の平和ボケが産んだマジで陰湿な考え方である。


だから自分の思いどおりの反応が返ってこなかったり、事情があって数日間日を開けていただけでも

「何あの子、調子乗ってんじゃない?」的な

半ば被害妄想とも言えるような一方的な考えで

その人を仲間はずれにしたり

無言の威圧してきたり

自分の正義のもと、制裁を加えてドヤ顔かますような

そんなこじらせた人達がほぼ全員と言っても良いくらいに、蔓延っている。


そんな中僕が最近言われてカチンときた話をしたいと思う。


その人はとにかく色んな人を褒めたくる。

ただその褒め方は絵にコメントをする、のではなく

空リプと呼ばれるやり方で

1つの絵をRT(リポスト)して自分のタイムラインで感想を呟く、といったやり方である。


やられたこちら側は、その人のタイムラインをいちいち遡って見に行かないとならない。


時には、ただRTしただけで特に感想もないこともある。

しかし、いちいち空リプされてたら毎回確認しに行かないとダメかな……という気持ちにはなってしまう。


まぁ、アンチコメじゃない限り

最初は嬉しいなとは思っていた。


しかし一日のRT数はとても多く、

気づいた時には自分の空リプがどこへ飛んで言ったのかも分からないほどその人は色んな他の人への空リプも多い。


そんな中、ある日その人の投稿が大きくバズった。


そしてその人はこういう。

「私が褒めてあげてるのだから、その人たちの絵は需要があるのだから自信もってね」と


ここからは僕のひねくれモードが炸裂するのだが

いつの間にか僕はこの人に自分の絵の需要を決められる側になっていたという事実にカチンときた。


まだ、普通に絵に対してコメント入れてくれるならこうはならなかった。

長い長いタイムラインを遡って、わざわざ来させて

それでいて自分が褒めたからあなたには価値があると、言われたような気持ちになってしまった。


冗談じゃない。


例えその人の投稿がバズって

たくさんの人がその人を肯定して好きだと言っても

僕はもう無理だ、と思った。


こういう奴が安易に賞賛される世界なのだから

やはりどんなに大事にしていても尊敬していても

有頂天になればただの害悪でしかない。


僕は人気者の彼女を否定することで、ますます孤立することになるだろう。


しかし、何処の馬の骨かも分からないようなやつに

勝手に自分の絵の需要を決められて

尚且つ、その人が気持ちよくなる要因に使われたということにゲンナリしてしまった。


ともかく、僕のひねくれた性格が産んだ

これこそ、被害妄想の賜物なのかもしれないが

とても気分が悪くなった。


今現状、孤立するのは苦しいが

こんなことなら創作活動も辞めてしまいたいとすら思う。


暫くは何もしたくないだろう。


だって今もその人は賞賛され続け

僕は否定され続けているのだから。


でも僕は

誰かに自分の絵の価値を決められるような

そんな生半可な意思で絵を描いてない。

それだけはわかって欲しかった。