先日、婦人科の検診に行って来ました。毎年行くように心掛けています。
そのクリニックの医師、穏やかな口調で真面目な方なんですが。。。
相談出来ないんです。聞きたいことの半分も聞けないんです。
いつも不安な気持ちが残ったままクリニックを後にしています。
「前もいいましたよね。」とか「ですから」という言葉を口にされたら気の弱い私(こう見えてもガラスのハートなもので)は閉口してしまいます。くじけちゃうんですよね。
掛かりつけの内科の医師に、固有名詞は出さずにちょっと愚痴ってしまいました。
「あらホント~??そんなのダメだわ~」「でも私は専門じゃないから、悪いけどわからないしね~」
と言ってくれ、少し気が晴れました。
その後、内科の処方箋を持って薬局へ。
ここの男性の薬剤師さん!私のいちおしなんです
悩み事を何でも相談したくなるお人柄!!
性格がお顔ににじみ出て、優しさであふれています。
この方に会うだけで心が安らぎ、体調が良くなる気がしてしまうのです。
私が言われて嬉しかった褒め言葉「ホスピタリティが服着て歩いている!!」が彼にもピッタリきます
レディースクリニックで相談出来なかったことを、全て聞いていただきました。
もちろん、スッキリ!お悩み解決!が出来て、ニコニコで帰ったのはいうまでもありません。
医師にとって、星の数ほどいる患者の中の一人に過ぎないかもしれませんが、患者には「自分にとってひとりの医師」なんです。
どんなことでも聴いてもらいたい、受けとめてもらいたい!信頼したいのです!
先日、私が勤務している病院に来院された、ご婦人の患者様のことを書きたいと思います。
「この前、救急で来た時と同じ外科の先生がいいんですけど!」
その日、その医師は検査室担当で、外来の外科は院長の日でした。
「そうですよね~、S先生優しいですからねでも今日は違う先生なんですよ~。当院の院長です大勢のファンがいる人気者で、とっても優しいですからご安心下さい。」とお話しました。
「そう??」と少し安心された様子で、納得していただき診察室へ入られました。
診察が終わり、私を見つけて歩み寄って来てくださいました。
私の腕を握って「ホントお優しかったわ~良かった~~ありがとう~」と満面の笑みでお帰りになりました。
来院される患者様は、不安でいっぱいな方がほとんどです。
女性の方、年配の方になるとより一層そういう想いが強いようですね。
痛いほどわかりますので、待合室やロビーではそんなお気持ちを、少しでも解消していただけるように心掛けています。
たまに診察後に「先生にこんなこと言ったら(聞いたら)申し訳ないかなと思って。。。」と仰る方もいらっしゃいます。
もちろん、その不安を取り払ってさしあげたいので、こちらで必ず医師やクラークに報告しています。
体調が悪い時に、精神的な不安を持っていただきたくないのです。
なかなかご自分の口からは言い出せない方、悩みを相談したくても勇気がない方。私どもの病院では、全ての医師が誠実に親身になり、お話をお伺いする姿勢でいます。
安心して受診していただけます。
そして私達コンシェルジュもいますからね