『ホテルの接遇を医療現場にも☆』 -2ページ目

『ホテルの接遇を医療現場にも☆』

『心の声に、耳を傾けることが必要とされる医療現場。 一流ホテルで培った接遇で、患者様の心に寄り添いたい。  元ホテルウーマンが、医療現場を舞台に邁進し続けます。』

「この前来た時、いらっしゃらなっかったやんビックリマーク


昨日、健診で来院された紳士的なK様が、開口一番に仰いました。


「え~!すみません、あいにく休みの日だったんだと思います汗


いつも、三つ揃えのスーツでビシッと決めていらしゃるK様にニコニコ笑顔を頂いて、ステキな一日の始まりでした音譜



「ステキな笑顔ですね~、こっちまで笑顔になるわ」ビックリマークとよく患者様から光栄なお言葉を頂きますが、私もそんな皆様から、たくさんの笑顔をプレゼントしてもらっているのです。


「笑顔に勝る万能薬なし」といわれているように、笑顔は免疫力をアップさせると実証されています。

笑顔の自分自身、そして笑顔を贈った相手と両方の免疫力がアップするなんて素敵過ぎますよねドキドキ




先日は、いつも楽しいおしゃべりをして下さるF様のお会計の際


F様「おいくら??」


私「はい、1800万円です」


F様「やっす~~!!!」


一同爆笑



関西ですからね。

しかも私は大のお笑い好きなので、そのタイプの方とはそんなやり取りもしますよニコニコ

時には笑いのセンスもキラリラブラブおもろくなくてはねラブラブ



私は患者様のタイプによって接遇をアレンジしています。


基本の知識を身に付けて、そして経験を重ねることにより、自己流のアレンジが出来るようになって来ます。


真面目で誠実、そしておもろいコンシェルジュがいたっていいでしょ?



仲良しグループのMちゃん。


春休み、子連れで遊びに行こうとお誘いメールが届きました。


残念、残念あせる都合がつかずで、号泣メールを返信した私ガーン



「kaorinが来れなくて寂しいわ。」



私が参加出来ない時は、決まってメールの最後にこの言葉を綴ってくれるMちゃん。

行けなくてがっかりな気持ちが、このひとことでいつも癒されます。


いつ会っても、ひまわりのような笑顔と笑い声で包んでくれるMちゃんヒマワリ


心があったかくなるひとこと、本当に大切に思います。


私も、患者さまに掛ける「ほんのひとこと」に真心を込めたいです。



先日、ご近所の病院の職員さん達が見学にいらっしゃいました。

一ヶ月位前から、お話をいただいていたようです。

とても光栄なことですが、期待を裏切ることがあってはならないと姿勢を正す思いでいました。


そんな中、事務長からは、接遇の講義をしてくれないかと頼まれました。

私ごときが大変おこがましいことですが、接遇に対する思いを熱く語らせていただくことに。

お手元にお配りするマニュアルも準備していましたが、日々の現場での実体験を交えながらの方が、興味深いでしょうし心に少しでも響いて下さればと思ったのです。

私にとっても、振り返りや見直しの良い機会となりました。


受付のスタッフの「緊張しますねあせる」という言葉に「大丈夫ビックリマークいつも通り、いつも通りニコニコ」と声を掛けました。


お帰りの際、先方様からは恐縮過ぎるお言葉を頂きました。

「受付と、コンシェルジュの連携がとれていて素晴らしい。」

「各自、担当場所を一歩も離れることなく守っている。」

「いつも思っていたが、私語が全くない。」

「チームワークの良さが伝わってくる。」等々


とても励みになります。

本当に有難いことですね。

これからも皆で頑張って行きます!!


プレゼントまで頂戴しました。

院長先生からは、接遇の講義へのお礼にとお手紙とこんなお菓子を頂いたんですラブラブ                                                                                                             




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「幸せを運ぶお菓子」ですってドキドキ
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B院長先生、素敵なお心遣いをありがとうございました。

ホスピタリティ溢れる院長先生のもとで、職員の方々はこれからもたくさんのことを学ばれていくことでしょう。

とうとう私のもとにやって来ました~~ドクロ

40℃出てダウンしていましたカゼ


このところ、インフルエンザの患者様の応対が続いていたので覚悟はしていましたが。。。

いただいちゃったようですガーン



私の勤務先の病院では、管理職の方針でスタッフはマスクを禁止されています。

全て患者様の立場になっての考えです。

顔半分を覆うマスクは、表情が見えづらく、声が伝わりにくいので接遇には邪魔になります。

そして何よりも、防御をして壁を作っていては失礼にあたるということからです。

納得ですが、医療機関ですので、この時期は正直辛いものがあります汗


去年も同じくいただいてしまいました(笑)

そして、患者様の痛みが身に沁みてわかりました。



高熱の患者様は、隔離の為に別室にご案内致しますが、私はお声掛けに気を配りたいと思っています。

「お辛い中、お待たせしてしまい申し訳ございません。順番が来るまでどうぞ楽な姿勢でお休みになっていて下さいね。」とベッドをご案内します。

安心していただき、お呼びしに伺うとリラックスしていただけているようです。



受付の前の段階で高熱であることを伺うと、問診票と体温計をすばやく手に取り、ご一緒にベッドに向かいます。

そちらで、ゆっくりお熱を測っていただき、書くことも無理な方には問診票のお手伝いをします。




「周りに感染したら大変だから隔離される」

患者様にはそういう思いを抱いて欲しくないのです。




病院側は、全患者様のことを考えないといけないのでそうせざるをえないのですが、それをあからさまにして、感じさせてしまってはいけないと思っています。


「ご自分が一番楽な体勢で。周りを気にすることなく横になって安心してお待ちください。」

とお声を掛けることで、私なら嬉しいなと考えました。


自分自身が今まで受診した病院での様々な経験から考えた結果です。



コンシェル仲間のMちゃんは、妊婦さんやお子様を風邪症状の患者様たちの輪の中から、遠く離れた場所にご案内していました。

にっこり笑顔で「ここの場所の方が広いですから、お子様とゆっくりお待ちください。順番が来たらお伝えに来ますのでニコニコ」と気遣いの声を添えて。。。


待合室のご案内場所もこういったふうに、頭の中で患者様の症状別に配慮してご案内しています。

受診科から離れてしまった時は、アナウンスが聞こえづらくなってしまうので、気を付けて私達が聞き、お知らせしに行きます。





病院では待ち時間はいちばん苦痛なものです。

熱があり、体を動かすのも辛い時などなおさらです。

病院に来られるのも、どれだけ大変だったことか。



そんな時、玄関を入り目が合った時に、掛けてくれる安心する言葉、ホッとする表情、ぬくもりのある応対。。。


「この病院に来て良かった!」

そう思っていただきたいのはもちろんですが、何よりも病院では安心していただけるように。




私達にできることは

診察前に精神的に苦痛な思いをすることなく、少しでも気分を楽にお待ちいただくことなのです。










私も娘(小3)は大のおにぎり好きニコニコ

具は梅干しと鰹節ミックス、たらこ、鮭、昆布など作ります。


昨日、一緒にテレビを観ていると、美味しそうにおにぎりをほおばる光景が目

「めっちゃ、おにぎり食べたくなったね~~!!」と顔を見合わせました。



今日、仕事から帰って来ると、なんとラブラブ!




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娘が作ってくれていたんですラブラブお初です!

教えてないけど、いつも私が作っているのを傍で見て覚えたそう。



「すごいビックリマークちゃんと三角になってる!海苔が綺麗に巻けてる!!」

塩味も絶妙でしたチョキ


疲れた体にほっこりしみわたる味でした。



これで明日も頑張れます。



あたたかく、優しい気持ちで心がいっぱいになる。

私もそんな思いを患者様にお届けしたいです。


落ちこんでいた時、とある講演会にMちゃんを誘いました。


勉強になり、楽しませてもらった帰りは、もちろんランチへナイフとフォーク


本当に久し振りだったので、三時間喋りっぱなしニコニコ


お互いの近況報告や子どもの話で盛り上がりました~。



楽しい時間にしたかったので、落ちこんでいることは一切秘密にしていたのですが。。。





Mちゃんが最高の笑顔で私に投げかけてくれた言葉。



「大丈夫!!かおりんの雰囲気があるんだから音譜




心にきゅ~んって来ました。



なんかね、なんかね、何も話していないのにわかってくれている?なんで??って感じ。


背中を優しく「それ行け~~ラブラブ」って押してもらったような感覚。



不思議でした。

そしてちょっぴり涙が出ました。


ありがとう~Mちゃん。


自信を無くしそうな時、くじけそうな時、思い出します。

あの笑顔とともに、この言葉を。




病院での年始のご挨拶風景。


患者様

「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。」

「あっ、よろしくお願いしない方がいいんですけどねっ(笑)」

と皆様にこにこ笑顔で年始からご挨拶してくださいました。



「むふふ、本当はそうなんですけどね(笑)でも正直お会い出来たら嬉しいんですニコニコ



「明けましてもおめでたくなんかないよ」と愚痴るおじいちゃまのお相手もしましたよ(^o^;)



場所が場所ですからね。健康診断以外は足を踏み入れない方が良いに決まっています。

難しいものです。

年始のご挨拶も、なるほど~と考えさせられました。


でも、お名前を覚えている患者様方は、私を見つけ笑顔で年始のご挨拶をしてくださいました。

嬉しい年明けです。


コンシェルジュ一期生、一歳のお誕生日を無事に迎えることが出来たのも、患者様方のおかげです。

今年も初心を忘れることなく、誠実に患者様のお気持ちに寄り添いたいと思います。


常に患者様目線に立って考え、少しでも気持ちよく過ごしていただければと、目配りと心配りを研ぎ澄ませたいです。


今年は病院としても、新しいことを取り入れる変化の年になります。


今年も患者様にとって「安心のできる、何でも頼れる存在」になれるよう心掛けます。

いつもの笑顔で。





ご無沙汰していますあせる



ブログを書く気持ちになれない日々が続きました。

でも、あたたかいメッセージをいただき、嬉しい涙を流させていただきました。

みなさま、どうもありがとうございます。


いつも「安心できる・頼れる笑顔」をモットーに頑張っています。



家では娘からもパワーをもらいました。


私の似顔絵を描いていた小3の娘。


「いろんな表情のパターンを描いてみて~」とリクエストしてみました。


そうすると、しばし黙って困っている様子。。。



「ママのさみしい顔とか悲しそうな顔って、ぜんぜん思い浮かばないねんかお

「だって、いっつもママは楽しそうな笑顔やからビックリマーク


うわっ!!ジーンラブラブ


娘の目にはそんなふうに映っているのかぁ目


なんだか嬉しいプレゼントとなりました。


頑張らなければ晴れ



今年もサンタさん来てくれて良かったね音譜


                         

                           メリークリスマスクリスマスツリー




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先日、婦人科の検診に行って来ました。毎年行くように心掛けています。


そのクリニックの医師、穏やかな口調で真面目な方なんですが。。。

相談出来ないんです。聞きたいことの半分も聞けないんです。

いつも不安な気持ちが残ったままクリニックを後にしています。


「前もいいましたよね。」とか「ですから」という言葉を口にされたら気の弱い私(こう見えてもガラスのハートなもので)は閉口してしまいます。くじけちゃうんですよね。


掛かりつけの内科の医師に、固有名詞は出さずにちょっと愚痴ってしまいました。

「あらホント~??そんなのダメだわ~汗」「でも私は専門じゃないから、悪いけどわからないしね~しょぼん

と言ってくれ、少し気が晴れました。


その後、内科の処方箋を持って薬局へ。

ここの男性の薬剤師さん!私のいちおしなんですビックリマーク


悩み事を何でも相談したくなるお人柄!!

性格がお顔ににじみ出て、優しさであふれています。

この方に会うだけで心が安らぎ、体調が良くなる気がしてしまうのです。


私が言われて嬉しかった褒め言葉「ホスピタリティが服着て歩いている!!」が彼にもピッタリきます音譜

レディースクリニックで相談出来なかったことを、全て聞いていただきました。

もちろん、スッキリ!お悩み解決!が出来て、ニコニコで帰ったのはいうまでもありません。



医師にとって、星の数ほどいる患者の中の一人に過ぎないかもしれませんが、患者には「自分にとってひとりの医師」なんです。

どんなことでも聴いてもらいたい、受けとめてもらいたい!信頼したいのです!



先日、私が勤務している病院に来院された、ご婦人の患者様のことを書きたいと思います。


「この前、救急で来た時と同じ外科の先生がいいんですけど!」

その日、その医師は検査室担当で、外来の外科は院長の日でした。


「そうですよね~、S先生優しいですからねラブラブでも今日は違う先生なんですよ~。当院の院長ですビックリマーク大勢のファンがいる人気者で、とっても優しいですからご安心下さい。」とお話しました。

「そう??」と少し安心された様子で、納得していただき診察室へ入られました。


診察が終わり、私を見つけて歩み寄って来てくださいました。

私の腕を握って「ホントお優しかったわ~良かった~~ありがとう~音譜」と満面の笑みでお帰りになりました。



来院される患者様は、不安でいっぱいな方がほとんどです。

女性の方、年配の方になるとより一層そういう想いが強いようですね。

痛いほどわかりますので、待合室やロビーではそんなお気持ちを、少しでも解消していただけるように心掛けています。

たまに診察後に「先生にこんなこと言ったら(聞いたら)申し訳ないかなと思って。。。」と仰る方もいらっしゃいます。

もちろん、その不安を取り払ってさしあげたいので、こちらで必ず医師やクラークに報告しています。


体調が悪い時に、精神的な不安を持っていただきたくないのです。


なかなかご自分の口からは言い出せない方、悩みを相談したくても勇気がない方。私どもの病院では、全ての医師が誠実に親身になり、お話をお伺いする姿勢でいます。

安心して受診していただけます。

そして私達コンシェルジュもいますからねニコニコ