ピースポーターという銘柄のついたワインを思い出したのです。
クリスマスイブに彼女と一緒に飲みたくなって探してみたら家の近くの
輸入酒専門店で見つけて買うことができました。
初めて彼女と一緒に飲んだワインの銘柄です。
結婚前のことですが彼女と軽井沢に貸別荘を借りて過ごしたことがありました。
町中で買い物をしたときにお店で勧めてくれたワイン2種を購入し
夕食時に冷やして飲みました。
爽やかで若い感じのする甘くて美味しいワインでした。
何よりも覚えているのは彼女が美味しそうに飲んでいた姿です。
緑色の瓶に入ったピースポーター ミヒェルスベルク リースリング アウスレーゼと
ブラウン色の瓶に入ったピースポーター ゴールドトロップヒェン カビネットの
両方とも買って2本とも一気にのみました。
今回購入の銘柄は生産地と総合畑のピースポーター ミヒェルスベルクとしか
書かれておらずアウスレーザではないのだと思います。
値段は安いものが比較的多いのですが当時は今の2倍ぐらいはしていました。
今回のものはそれでも濃厚な甘みと葡萄の味と香がはっきりと判るもので
微発泡していて舌に軽く刺激を感じる美味しいものでした。
当時のものより甘すぎると感じたのはワインの差なのか自分が歳を取ったのかは
分かりません。
でも彼女と一緒に飲んだものと同じ仲間のワインだと感じられるもので
彼女を偲ぶのに充分でした。
クリスマスイブのお供えは彼女が好きだったものばかりを用意しました。
レストランで出すようなものではなく普段自宅で祝う時に彼女が作ってくれた
ものを用意しました。
朝食は
トースト、バケット、ごはん
ウインナーソーセージ、卵焼き
蒸し野菜(カボチャ、キャベツ、ニンジン、薩摩芋)
生野菜のサラダ(キャベツ、レタス、きゅうり、マヨネーズ)
鮭と白菜のコンソメ味スープ
インスタントコーヒーのカフェオレ、野菜ジュース、お水、お茶
バナナ、リンゴ、ミニトマト
10時は
バンムクーヘン、板チョコ
昼食は
玉子サンド、オムライス、ケンタッキーチキン、五目炊飯
3時は
チョコショコラケーキ、チョコレートクリームパン
キリマンジェロ豆で淹れたストレートコヒーとカフェオレ
家で生った柿
夕食
ケンタッキーチキン、もう一つ違う種類のフライドチキン、海老とカボチャの天麩羅
生野菜サラダ(キャベツ、レタス、ブロッコリー、きゅうり、ゴマドレッシング)
ごはん、玉子サンド、オムライス
インスタントのマツタケのお吸い物
チョコショコラケーキ、紅茶、ワイン、お水
家で生った柿
22時
お煎餅、お茶、ヤクルト
彼女が用意してくれた頃の手作りの料理がこんなにも
作るのが大変だったことを知り
手際よく辛そうにも見えずに作ってくれた彼女の技量に
敬服もした一日でした。
仏壇の前で「初めて一緒に飲んだワインを見つけたよ」と話しかけて
ファーストドリップは自分のグラスに
そして次に彼女のワイングラスに注いで生前と同じように
グラスを彼女に渡しました。
生前と同じように笑顔を返してくれたと信じています。