最後まで一緒にいてくれ続けてくれた彼女への最後の手紙。


他の人とのくだりのとこは手紙書きながら本当は嫌だって泣きながら書いてるだろうなっていう私のイメージです。





こんな手紙を残していいのか迷ったけど、もし俺が死んだら「ああ、書いときゃよかったなー」って後悔しそうだったから書くことにしました。

本当はビデオレターとかのほうがいいのかなって思ったけどなんか俺喋れなくて、全然だめでさ(笑)だから手紙にします。


きっと俺が死んだらキミは悲しんでくれると思うけど、どうか泣かないで。


だって俺、幸せだったから。


キミと一緒に泣いて、笑って、精一杯生きたから。

この手紙を読み終わったらどうか前を向いて、笑っていて。


体調悪い日が続いて病院に行ったら、ガンって言われて。目の前が真っ暗になって、理解出来なくて。

これから先、お前は俺といても幸せになれない、俺じゃ幸せに出来ない。

別れた方が、って勝手に思い込んで、ひどい事を言って無理矢理別れて。


ばかだよな。俺が思ってるより、お前は強かったのに。


もう二度と会わない、きっとこのまま死んでいくのかな、なんて。

そう思ってた病室に、お前は突然現れて。

誰から聞いたのか入ってくるなり思いっきり頬叩かれて、「何でも勝手に決めつけるな」って泣きながら怒鳴られて

あの時看護師さん何人もきてすごい大騒ぎになったよなぁ(笑)

泣いて怒鳴ってくるお前がすげぇ愛おしくて嬉しくて笑っちゃったんだ。

それで「なに笑ってんだ」ってまた怒鳴られて


やっぱり離れたくないんだって。

お前を苦しめることになっても、離したくないって、そうも思った。

両親から反対されてたのを知ってたけど、それでもお前は俺のそばを離れたりしなかった。


ただ死を待つだけだった、退屈だったこの病室が、君がいるだけで笑って過ごせる場所に変わった。


やりたいこともたくさんできた。


もし、もし病気が治ったら

お前が行きたいっていってた場所に全部行こう。

いつも病室ばっかで我慢させてばかりだったから、その時だけはお前の我が儘全部聞いてやるよ。

体力戻ったら働いて、高価な物じゃないかもしれないけど指輪持ってお前ん家にプロポーズしにいく。きっと泣いて喜んでくれるだろ?お前泣き虫だからな。

結婚式でドレス着せて、隣で自慢しながら歩く。きっと綺麗だろうな。

それで小さい部屋でいいから二人でしばらくのんびり暮らしたい。

あ、ちゃんと家事は分担してやろうな。

料理出来ないからって俺ばっかにやらせるなよ?ちゃんと勉強しとけよな。


お前にずっと笑っていてほしい。

それが俺の夢。


だから約束して。

もし俺が死んでしまっても、この夢を叶えてください。

他の人と幸せになってください。

笑っていてください。

本当は他の奴なんかに任せたくなんかないけど、俺が幸せにしたいけど。

きっと俺はこの先、お前を泣かせることしかできないだろうから。

悔しいけど、他の人と幸せな時間を築いてください。


これが俺がお前にする最期の約束。


勝手に決めるなって?そんなの今更だろ、俺はいつも勝手だろ?なんてな(笑)


…そしてたまにでいいから、俺との時間を思い出して懐かしんで。

それだけで俺は君の中で永遠に生きていける。



俺さっき言ったよな?

この手紙を読み終わったら笑っててくれって。


だから、もう泣かないで。

前を向いて、俺の分まで生きて。




俺と出会ってくれてありがとう。


俺と生きてくれてありがとう。





またいつか、君と巡り合うことを信じて。



愛してる。