南アルプスの雄大な自然に囲まれた「大鹿村」。人口は1,100ほどの小さな村です。松川ICから山間を車で40分!大鹿村は、南アルプスと大鹿歌舞伎の里なんです。今回この地を訪れた目的は「塩もなか」を求めて「道の駅 歌舞伎の里 大鹿(秋葉路)」まで来ました。


  ここの歌舞伎は、明和4年より230年以上たった今も村民の有志によって上演されています。年2回の公演は毎回満員御礼で、県内外からも多くの人が訪れるようですよ。
 さて、大鹿名物「塩もなか」!

村民にも愛される約50年のロングセラー商品なんです。もなかそのものの姿は、真四角で二つに割れやすい様に真ん中に筋が入っています。 

甘さを抑えた白餡に、大鹿村の塩を加えた飽きのこないお菓子です。使われている塩は、海の塩ではなく、山の塩なんだそうです。

この山の塩のおかげか、白あんのおかげか、やわらかでやさしい味がしました。


賞味期間 20日間

 

長野県内のいたる所の売店で「塩もなか」を目にしますが、この店には結構種類があることにビックリしました。




*山奥に塩!?

大鹿の塩は、岩塩ではありません日本唯一の山の塩です。

海から遠く離れた標高750mの山奥に湧き出る不思議な塩。粗塩でミネラルたっぷりの自然な風味。その優しい味わいは、ほのかな甘みすら感じます。

 最近の研究により、鹿塩温泉の塩尾を含む水は、日本列島に沈み込んでるフィリピン海プレートから約10万年の月日をかけ絞り出されて、中央構造線を伝って地上に上がってきたということがわかってきました。      

てんとうむし道の駅 歌舞伎の里 大鹿 (秋葉路アキハミチ)  てんとうむし

住所:長野県下伊那郡大鹿村大河原390  

Tel:0265-39-2844

交通手段

 JR飯田線「伊那大島」駅より  

  大鹿村営バス大鹿線にて50分の「中尾入口」停留所より徒歩3

営業時間:8:0017:00

定休日:水曜日  

*道の駅「歌舞伎の里 大鹿」の中で、「塩もなか」を製造しています。