高校時代の友人の友人は変わり者だった。
あたしも、相当変わってたが別の方向の変わり者だった。
地元に日本一深い湖「田沢湖」がある。
伝説として
永遠の美の代償に龍になったという辰子がいるという。
あるとき、その変わり者が「あたし、辰子の娘なんだ・・」とのたまった。
「・・・・」
「だから、あたしも年を取らないんだよね」
「・・・・へ・・へ~
」申し訳ないけど、美には遠いようなほど遠いような・・・・・
そして、彼女はほどなくして転校していった。
「ほんとは、転校じゃないよ。田沢湖に帰って次の辰子になるために
修行するの」
「・・・は~・・・・(((( ;°Д°))))」
あれから、18年
とっくに修行も終わり、次の辰子になっているであろうほどの時間が経過した。
地元のスーパーで買い物してたら
「あら?まきあさんじゃね?」の声に振り向いた。
「あたし○○だ!元気だったが~!」
うわっ
辰子の娘がスーパーで
買い物![]()
とゆーか、しっかり年とってんじゃね~か~
益々、美から遠ざかってんぞ~![]()
