今日は我が家の1階の間取りを紹介したいと思います
恥ずかしいですが全て公開しちゃいたいと思います
土地候補が決まり、契約前から考え始め、
一部変更合意の時点で決まった時の間取りです。
一部変更合意の時点で、建築士による構造計算が行われ、
役所への建築申請を行うため、この、一部変更合意後に間取りの変更を希望する場合は
再度構造計算をしたり、再申請をする必要が出るため、
そのための費用として20万円の費用がかかります
ちょっと壁の位置をずらしたり、窓を変更するだけでもこの値段がかかるそうです・・・
一部変更までに、しっかりと考えておきたいですね
最終的な間取りとなります。
1階床 21.66坪
2階床 19.28坪
延床 40.95坪
施工面積 42.12坪
4LDK +フリースペースとなります
向きは、上がほぼ北となります。
こだわったポイントをいくつか紹介したいと思います
まずは1階の玄関付近についてですが、
玄関ポーチは屋根付きで広め(1坪)に取りました。
やはり玄関出てすぐに雨に濡れるのは避けたかったのと、
軒を出すだけだと奥行きが出ないので、
上に2階があるインナーポーチ風にしました。
これだけ広ければ自転車くらいでも置けそうです
玄関ドアは、YKKAPの高断熱ドア「イノベストD50」を採用しました
もちろんリモコンキー付きです
車のキーのように施錠ができるもので、
多くの方が採用して良かったと言っておられます。
玄関から入って、土間の部分はL字型にして広々使えるようにしました。
シューズクロークの部分ですが、上の「框(かまち)」と書いてある部分が、
はじめは壁だったのですが、この壁をぶち抜くと2WAY玄関にもなり、
普段は家族用の玄関として、すぐ左の洗面台に直行できるように、
来客のときは、右側のリビングへ直行できるようになっています
ちなみにこの土間床の部分は、標準では断熱材などは入っていないのですが、
土間床が冷えそうな気がして、面積もそれなりにあるので、我が家では
オプションで20ミリ程度の断熱材カネライトを敷いてもらいます
南の外壁には2連窓があるので、シューズボックスは玄関入って
すぐ向かいの位置に設置するしかありませんでした。
The TamaHomeでは二の字型が標準だったのですが、容量アップと
鏡付きだと奥行き感が出て、玄関が少しでも広く見えそうだったので、
コの字型のシューズボックスに変更してもらっています
赤い線で×にしているとことは、契約では目隠し用に引き戸をつけていたのですが、
外壁の部分になるのでアウトセットの引き戸しかつけられず、
そうするとシューズクロークの幅がとても狭くなりそうだったので
この引き戸はのちに無しにしてもらっています
目隠しにはロールスクリーンを設置しようかと思います。
建具の変更は、壁などの構造に影響がない範囲では変更は可能となっているようです。
ただ、壁をくり抜いてしまうインセットの引き戸などを設置したり、無しにしたり
するには、構造計算の再計算が必要だそうで、
20万円がかかってしまうので、注意が必要です
和室は、はじめはなかったのですが、やはり1階にももう一部屋欲しい
ということで仮契約の後に増やしました
広さも4.5畳と小さめの、何の変哲もない和室となります。
また、「和室」と言っても床材がフローリングではなく畳を敷いているだけで、
部屋の仕様はあくまでも「洋室」となるようです。
「和洋室」という言い方もされました。
だから大安心の家のように、床の間があったり、
押し入れや廻り縁があったりすることはありません。
本格的な和室が欲しければ、別途、「和室仕様」というオプションになるようです。
収納は通常、一部屋に一つついてくるのですが、
我が家では標準の収納を和室側ではなく、リビング収納として
この位置に採用しました。
続いて1階の上半分ですが、我が家では中央にスキップフロアを採用し、
その周りをぐるぐる回れる「回遊動線」を採用しています
回遊動線を採用するときは、ただぐるぐる回れるようにするだけでなく、
生活の動線を考えながら取り入れることが大事だと思います。
たとえば回遊の通路となる部分に洗面や収納を配置することで
何も無いデッドスペースである「廊下」の面積を減らせたり、
通行のついでに収納へ立ち寄ったりすることで回遊であることのメリットを
最大限生かせるようになります
回遊動線は評判のいい人気の間取りだとは思いますが、
回遊動線を取り入れることを目的とするのではなく、
使い勝手や生活動線を意識した設置や採用をしないと
滅多に通らないデッドスペースができたり、
子どもの遊び場としてしか使い道がなくなったりしてしまいそうです・・・
我が家ではその回遊動線上に、スキップフロアの床下を活用した
基礎内収納を採用しました。
タマホームでは「半地下収納」ともいうそうです
通常、床の高さは、基礎の立ち上がりの上に土台があり、ほとんどその高さが
1階の床の高さとなるのですが、基礎内収納はベタ基礎の底の部分まで床の高さを下げ、
コンクリートの上にすぐ床を敷くことで収納スペースの高さを確保しています。
実際に地面を掘っているわけではありません
高さは法律で「部屋」として認められないよう、1400㍉までとなっています。
そのため中に入ると小さな子どもでなければ前屈みの姿勢になってしまいますね。
まあ、季節物などの収納として使うだけなら十分かなと思います。
次にこだわったポイントとしては、脱衣室と洗面を分けたことです。
建売とかでよくある、いわゆる「普通の家」では、
これがいっしょになって「洗面脱衣室」として、しかもたった1坪として
配置されているところをよく見かけます。
まず、1坪のスペースに洗面台と洗濯機を設置して、そこを脱衣室として
利用するには、絶対に狭すぎると思います
あと家族がお風呂に入っている時や着替えているときに、いくら家族といえども
洗面台を使おうと思っても気を遣ってしまいそうです。
子どもがお年頃であればなおさらですね
洗面と脱衣室は分けて設置することを強くオススメします。
我が家は脱衣室をさらに広めにとって、ホスクリーンもつけて
洗濯物をすぐその場で干せるようにしました。
除湿機は必須となりそうですが・・
この脱衣室も回遊動線に組み込むことで、建具を追加する必要はありましたが、
(建具は一部屋に一つが標準。我が家は「洗面脱衣室=1部屋」に
二つ建具がついているので、一つは追加オプションとなっています。)
一応家族が風呂に入っていて、脱衣室に入れなくても、玄関のほうを通って
洗面台までアクセスできるようになっています
ちなみに、脱衣室とキッチンの間の建具は、はじめは引き戸を希望していたのですが、
間取りが決まって構造計算をすると、
どうしてもここに耐力壁を設置する必要があるらしく、
耐力壁のある壁はくり抜くことができず、インセット引き戸が採用できないので、
アウトセットとは、画像のように、壁に引き戸のレールを取り付けるだけなので、
壁を凹ませずに、引き戸を設置することができます。
リフォームとかで、引き戸を後付けしたいときによく使われるそうです。
アウトセットは、基本は吊り度なので、
床にレールがなくなるなどのメリットがあります。
ただの壁にレールと戸をくっつける分、
厚みがある(壁から出っぱってしまう)のと、
ちょうどLDKと脱衣室の床材の種類が切り替わる部分なので、
見切り材の見え方が気になったので、
我が家では結局ここの引き戸はのちに、
普通の開戸に変更しました。(赤い線でかいたドアの開き方です。)
見切り材とは、違う種類の床材が切り替わる部分にはめる部材です。
どういうことかというと少し説明しにくいのですが・・・
壁の厚さも柱と同じ100㍉程度の幅があります。
見切り材は柱の中心と中心を結ぶように引かれるそうで、
そうなるとアウトセットの引き戸にすると、
引き戸を閉めてもLDK側から見切り材が見えてしまい、
さらに脱衣室側のクッションフロアまでもが見えてしまうのではと心配しました。
このことについてタマホームの工務さんに確認してみると、
「確かにアウトセット引き戸を閉めても、
見切り材とさらに脱衣室の床材まで見えてしまう恐れがある。」
との回答がありました
「見切り材の幅を壁の厚さくらい(100㍉くらい)までにして、
脱衣室のクッションフロアを見えなくすることもできる。」
とも言われましたが、なんだか格好悪くなりそうだったので、
引き戸の便利さも捨てがたかったですが、
結局この場所は通常の開戸に変更してもらいました。
図面を見て、早い段階で気がつけたので、変更してもらうこともできて良かったです
逆に、脱衣室側からLDKのフローリングが見えるくらいならまだ良かったのですが、
建ってから気づくと、絶対に後悔しそうだったので、
自分でもファインプレーだと思っています
しかも、引き戸より開戸の方が少し安いので、(1万円程度)
若干のコストカットにもなりました
みなさんも、見切り材がどう見えるかの視点も持って
図面を見てみてください
ユニットバスについては、左側が浴槽、という、
左利きに有利な配置となってしまいました
ただ、この配置にすることで、バスタブの栓を閉めるスイッチが、
風呂のすぐ入口側に来るのでこの配置にしました。
このスイッチのことですね
これ、入り口側にあった方が便利だと思いませんか
風呂の床が濡れている時でも、風呂に入らずに栓を閉めることができます
あとはエコキュートのスイッチだけでお湯を溜められます。
お風呂の折れ戸も、図面では、標準の折れ戸になっていますが、
のちに掃除がしやすい開戸+タオル掛けに変更しました
開戸にタオル掛けをつけると、お風呂の開戸が内側に開くので、
出るときにタオルがちょうど手に取りやすい位置にやってきますよ
窓は1階というのもあり設置しませんでした。
あとはLDKですが、我が家ではL字型のレイアウトとなりました。
LDKについてはまた詳しく紹介しようと思いますので、今回はここまで
2階の間取りについてはまた次回にしたいと思います
それではさようなら