お坊さんは宗教家なので『働き損つくし損』と言われているが、子供の頃母親から「あなたは観音様みたいな子供だね」と何故だか言われていた。学生時代は中国残留孤児の方達が来日した時に何かプレゼントを差し上げたくてある時計会社に行き、時計を頂きそれを中国残留孤児の方達に差し上げていたりした。その時は僧籍はなかったが本当に苦労なさってやっと来日した人達を喜ばせたいと思う気持ちだけは強かった。
そのような性癖を子供は知ってるので 『お母さんは人の身代わりで死なないでよね』と良く言われていた。
子供もそんな母親なのでいらぬ心配をさせられ不幸である。
その後  正式な仏教の学びにより中庸や智慧と慈悲の大切さと『目の前の人を喜ばせることが大切』と考えるようになった。
しかしこれもなかなか難しかった。人は鏡  万象わが師  と言うが自分にむさぼりの心が強いとそれをまざまざと見せられる衣食足りて礼節を知るという面も凡人には大きいので全て自分との戦いである。