たしかにすごくきれいで、まさに写真スポット。
一乗寺駅から徒歩15分と決して近くはありませんが、それでも行きたくなります。
かの有名な徳川家康が国内学校の発展を図るため、当初は伏見に圓光寺を建立して学校としました。
その後愛国寺山内→今の場所に移転しました。
山門を入ると見事な枯山水「奔龍庭」がお出迎え。
まるで龍のように渦をまいていて、見るものを魅了します。
石柱で稲妻を表現したり白砂を雲海に見立てていて、ずっと見ていても飽きません。
静かなんですが、力強さを感じます。
池泉回遊式庭園は「十牛之庭」と呼ばれ、南側には洛北最古の泉水・栖龍池があります。
お庭を散策することもできるし、部屋の中からのんびり眺めることもでき、私たちはどちらも楽しませてもらいました。
とこどころにお地蔵さん?がいらっしゃって、とても可愛くて癒されました。
どこを見ても素敵でしたが、特に気に入ったのが水琴窟(すいきんくつ)。
「圓光寺型」と言われる水琴窟は十牛之庭の清涼で、竹に耳を近づけると心地よい澄んだ音色がします。
その音がとてもきれいで、何度も耳を傾けました。
なんて風情があるんでしょう。
季節によって音が変わるのかな。
聞くためだけにも行きたいと思うほど。
階段を登らないといけませんが、徳川家康の歯を埋葬した東照宮から一望できる洛北の景色もなんとも言えません。
本当に一乗寺は見どころがあり、一乗寺だけで1日楽しめると思います。