2022年6~7月の手術から退院までの過去の事です
【手術後11日~退院】
いつものように朝、主治医がやって来ました。
医「今日から普通のご飯ね。あと、点滴外します。」
私「痛み止めの点滴も?」
医「あ、そうか。飲み薬で出すよ。それから、病理検査の結果だけどね。」
私「はい(ゴクリ)」
医「1箇所リンパ節に転移があったから2aね。」
私「その転移した癌は…」
医「もう全部取っちゃったから。でも癌細胞が潜んでるかも知れないから、また外来で話すけど抗がん剤やります。」
私「点滴で、通ってするんですよね?」
医「ううん、飲むやつ。」
退室した直後戻って来て
医「間違えた!転移あったから、2aじゃなくて、2bね。」
と退室
私は「膵管拡張」と言われた日から、ネットで検索し過ぎて頭がおかしくなりそうだったので、途中から調べる事をやめました。
なので、「うーん。2bって言われても…」な感じ
そして木曜日か金曜日に退院かなと思っていましたが、7月は超多忙なゴリは木曜日〜金曜日まで出張でいない=退院出来ない
この日の午後、薬の件で主治医が来たので、ここぞとばかりに
私「まだ早いよ!と言われるかもしれませんが、退院はいつ頃になりますか?」
医「木曜日かなぁ。」
私「木曜日と金曜日は、家族が出張で留守でいないんです。水曜日は無理ですか?」
医「退院したい?」(退院したくない人っているの?)
私「もちろんです」
医「じゃ、水曜日でいいよ。熱とか出るとダメだけどね。」
私「ありがとうございます(心の中でガッツポーズ)」
ゴリにLINEで病理検査の結果を知らせました。
元々、水曜日にテレワークにして洗濯物を持って来てくれる予定でした。
夜LINEでメッセージが来たので、「電話していい?」と確認して、初めて電話で話しました。
めちゃくちゃ忙しいのがわかっていたので、電話なんて入院中は一度もかけられなかったんてす
ゴリに「ええっ?!もう退院なの?!」と言われて、予定より早い退院を喜んでもらえなくて寂しかったなぁ
看護師さんが点滴を交換に来たので
私「今日で点滴は終わりだって、さっき先生に言われました。あと、水曜日に退院が決まりました」
と言うと、
「わあ、そうなんですか?!もー。先生、早く教えてくれないと困るのにー。」
と慌てて出て行き、暫くして戻って来て
「点滴終わりです。退院も水曜日と確認取れましたよ。」と言われて、やっと実感が湧きました
この日から普通食でしたが、ご飯(白米)が多くて半分しか食べられませんでした
午後からシャワー
そして退院が決まったからか、リハビリ、薬剤師、整形外科医(足を診てくれている)、糖尿病内科医など次々とやって来ました
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退院前日は、荷物を片付けていると主治医登場。
退院後の外来診察の予約や、処方薬について話し
医「何か質問ありますか?」
私「食事の制限とか、食べない方がいいものとかありますか?」
医「タバコも吸わない酒も飲まないし、血糖値も問題ないみたいだから、何もダメなものはないよ。大丈夫だと思うけど、W先生(糖尿病)が来ると思うから、また聞いてみて。」
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糖尿内科のW先生が
W「急に退院決まったね。インスリンが必要になると思ってたけど、数値がいいし必要がないね。」
私「食べ物の制限はありますか?」
W「今のところ制限はないし、もっと食べて欲しいくらい。今後も引き続き外来でフォローしますので、安心してくださいね。」
自分でも信じられないくらい順調
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退院の朝、主治医は様子を見に来てくれました
私「まだこれからも外来でお世話になりますが、先生、ありがとうございました」と挨拶すると
医「こんなに順調でビックリしてるよ。じゃあ、次は外来で。W先生の診察日とあわせておいたからね。」
と、最後までこの気遣い…
「さようなら」じゃないのに、少し寂しくなりました
ゴリが早目に迎えに来てくれたけれど、会計処理の遅れで1時間待たされ、10時半にやっと病棟を出て一階へ。
院内のコンビニでお金をおろして、《入退院受付》で手続き、自動支払い機ではなく、特別な支払い受付で支払いを済ませて終了。
この日は、「院内処方」で服用薬は朝 薬剤師に受け取っていたので、ラクラク。
私の希望で、消化がいい“普通のうどん”を食べに行き、ドラッグストアでガーゼやテープなどすぐに使うものを購入して帰宅しました。
患者さんや、ご家族のブログを読む事が出来ます
私もとても参考にさせていただきました