入院して暫く経ったころ

他の病気の親御さんがデイルームで話している声が聞こえてきました


私は1人でご飯食べてました

最近入院した方で

神経芽腫か○○どちらかの初期診断で

生検の結果、悪性度が高く生存率の低い○○だったそうです

そしてこう言いました


「神経芽腫って言われたかった」



はじめは「は?」と思いました

よくそんなこと言えるな




でも私も同じこと考えてた



最近は落ち着きましたが




(あくまで私の考えです。気分を害されたら申し訳ございません)




何故息子は小児がんなんだろう

元気に日常を過ごしている子供が羨ましい

抗がん剤だけで寛解できるお友達

移植なしで寛解できるお友達が羨ましい

半年の入院で退院できるの羨ましい

病院から家が近いお友達が羨ましい

外来で治療できるお友達が羨ましい

お父さんが交代出来るお母さんが羨ましい

先生に何でも言える、聞けるお母さんが羨ましい



神経芽腫じゃなかったら良かった

最悪、なったとしても生存率の高い病気が良かった

転移がなければ良かった

もっと早く気付けていたら転移なかった、少なかった

子供はサインを出してくれてた

親が見落とした



長期生存率80%といわれる小児がん

息子はその数字よりはるかに低いです

でも

0か100しかない

100にするために治療してる

100になる



何を書いているのか

よく分からなくなってきましたが


今はどの子も我が子のような気持ちです

いい事があれば嬉しいし悪い事があれば悲しい

この気持ちは当事者同士でしか分からない