つづきです。

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー


そこには、三日月型の置物が置かれていた。

「綺麗…。」

その三日月型の置物はボゥっと淡い光を帯びており、まるで宝石のようにキラキラと輝いていた。

「あれ?これ…」

よく見ると三日月型の置物には私のよく知る物がかかっていた。

「これ…おばあちゃんの形見の指輪だ。…なくしたと思ってたけど、どうしてここに?」

三日月型の置物にかかっていたのは、大好きだった今は亡き、おばあちゃんからもらった大事な形見の指輪だった。

その指輪は、昔私が大切にお気に入りの箱の中に大事にしまっておき、一度も開けていないはずなのに、ある日突然指輪が箱の中から無くなっていたのだ。

必死でありとあらゆる場所を探したが、結局見つからずに諦めていた私の宝物だった。

「どうして…」

私は不思議に思いながらもその指輪を手にとって左の小指にはめてみた。

すると、キラキラと光っていた左の小指のマークがいっそう強く光り、私はその強い光に包み込まれていった。



つづく。
初めましてクローバー
ここでは、私の夢のお話を書いていきたいと思いますクローバー

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー


午前2時22分。
柔らかい豆電球の光を感じながら、私は眠りについた。

その日は月がまぶしいくらいに夜の闇を照らしていた。


「…り」

何か聞こえる。

「…るり」

…?誰だろう。

私は重いまぶたをゆっくりと開けた。

が、誰もいない。

窓の外はうっすらと明るくなりはじめている。

(?夢かな?)

そう思い私がまた眠りにつこうとした時、チクッと左手の小指の爪に痛みを感じた。
「痛っ」
小指を見ると「∮」というマークが刻まれていた。

「え、なにコレ」
私は少し驚いて小指を調べた、が不思議なことにそのマークは爪の表面ではなく、内側に描かれているようだった。

「えーなによこれ、夢?」
私が不思議に思っていると、頭の中にどこからか声が聞こえてきた。

(これは夢だけど、夢じゃないよ。)

(あなたがまだ気付いていないだけよ。)

その声は2種類聞こえた。
少し高めの少年の声と少女の声のように私は感じた。

(くるり、詳しい事はあなたの大好きな場所、そこでお話しするわ。)

(くるり、すべては君の小指の印が導いてくれるよ。)

(待ってるわ。)

そう言い残し、私の頭の中に聞こえていた声は聞こえなくなった。

「なんで私の名前を知ってるの?」

私は慌ててどこにもいない誰かに聞いたが、爽やかな鳥の鳴き声しか聞こえない。

その時、印の描かれた私の左手の小指の爪がキラキラと光だし、その光はある場所へと私を導いた。
そこには…


つづく。