さて、4年と言う月日が流れてしまいました。
生活環境は余り変化は無いのですが、日常がかなりの変化を…そう、コロナです。

我が家は大学4年の娘と、高校3年の息子…
2人とも2月から学校には行ってません。(行けていません)娘の就職、息子の大学受験、いったいどうなるのやら。

数カ月前は、娘はバイト、バイトで私よりも月収入は持ってました。息子は軽音部の活動や練習で、ベースとギター掛持ちだったので、ほぼ毎日部活、土日は貸しスタジオに…と、母は送り迎えにと、クルクルと行ったり来たり…。

その全てが止まってます。
修学旅行がキャンセルになった、息子。
いきなり友達と会えなくなった、娘。
何故か仕事が増えた、父。
相変わらずのペースでパートに行く、私。

今は、家族全員が元気で過ごせてる事、仕事がある事に感謝です。これからの事は、楽観視はしていません。今は今出来る事を。遠くに住む母の事は心配ですが、スマホ使える様にしておいて良かったと…顔を見て話せるって、安心出来る。

本当に久しぶりに、ここに来ました。

そして、この数年で大きく変わった事。

娘が4月から大学生になれそうです。
小学校五年生の時に、ディスレクシアと診断され←識字障害。悩みながらの中学生生活、学校側との数々の話し合い、探り合いの中で母子共に強くなりました。

高校入試も、AO入試という活気的な?試験のおかげで、ペーパーテストが著しく苦手な、文字を読む事が苦手な娘が高校生になり、今度は大学に行きたいと言ってきた時は、驚きました。

娘は高校でやりたい事に出会い、また新しい道に進もうとしています。このパワーはどこから?

息子は、1歳半の時に脳性麻痺と診断され、それからず〜っと、毎週リハビリ通いです。小学校にあがる時に、普通級で学ぶと決めてから9年目、4月から中学3年生になります。

車椅子での登下校、一緒に通った小学校、障害者という言葉に、敏感に反応して自分を受け入れられなかった、五年生の時…どうせ治らないんだ!と、リハビリ室から飛び出して、探しに行った事もありました。

それが今は、信頼している訓練士さんとも出会い、二回の手術にも耐えて、母の手も借りずに中学校に通ってる後ろ姿に、改めて月日の流れを感じています。

車椅子でも、歩き方に多少難があっても、部活でトランペットを吹き、家ではエレキベースに夢中になってる、普通の男の子です。

私はこの子たちの母親で、前向きなお子さん達ですね〜と… 正直とっても、嬉しいです。でも、私が1番驚いているんです。

このパワーは、どこから?

友達、先生、医者、訓練士、ご近所さん、パパやママ。全てを引き寄せる何かがあるのかな?恵まれていたんだと思います。

久々に過去を振り返って、これからも先があるんだよな…と、当たり前なのすが、当たり前を当たり前に過ごし、昨日よりも今日、今日よりも明日はきっと、楽しい事が待っているんだ!って。

辛かった事も、苦しかった事も、確かにあったから、今があるんだって、思える今日に何となく今日を選んでみました。
子供らは親よりも、マシに育てばそれで良い!と、よく私の父は言ってました。俺より君達はマシだと…

我が家も、2人の子供らは私が出来なかった事、例えば楽器の演奏、娘も息子も中学では吹奏楽でトランペットを、高校では娘はバンドでギター、息子も今ベースに夢中です。

こんなにも、夢中になれる物がある。
羨ましくもありますが…今はひたすらに応援したいです。

姉弟で曲の話し、吹奏楽での演奏方法の具体的な話しなんかしてるのを聞いていると、微笑ましくもあり、共通の話題や楽器のチューニングをしていて、意外に仲良いじゃない?って。

好きな事が出来る事に感謝して、欲しいなぁ~って。楽しんでるんだからそれで、いいんだけど。

何て書いてる今も、ベンベンと始まりました。本日の練習開始です。