■為替鬼式スキャル手法

今週は主に為替鬼式のスキャルを数回行った。

結果的に思うように利益につなげることができなかったが、思うところがいくつかあったので

自分への戒めに書き残しておこう。


・利益確定のタイミング

これが一番シビアである。スキャルの真髄ともいえる課題である。

本来ならば機械的に線がクロスした箇所で利確が原則なのだが、

裁量で利益が乗っている場合にはクロス前にイグジットするのも手である。

クロス前に決算したため、大した利益につなげることができかった事もあれば、

利益が出ているがクロスまで待った挙句、再びレートの歪みが広がって損切りラインまで

到達することもあった。


・逆指値

こちらも機械的にエントリー直後、逆指値で15pip後に入れるのがセオリーである。

が、その相場の状況を見て裁量を入れるのも手であるだろう。


・暴騰、暴落の場面

暴騰、暴落の場面で為替レートの歪みに着目すると、大きく歪みが開いて相場が急変する時と、

歪みがほとんど見られない場合が見受けられる。

あくまでもスキャル、デイトレ間隔ではあるが、暴騰→暴落(その逆もしかり)のパターンに

つながるかどうかの予測に使えるのではないかと考える。


■順貼りの損切りライン
また、通常のトレンドライン(30足参考)に沿った押し目狙い、順貼りトレードも多少行ったが

一時的な反発の一番の高値にジャストで逆指値が刺さった。(その後、相場の方向は元に戻った)

毎度よくあることだが、相変わらず神がかった損切りである。

損切りポイントも今後の重要な課題として意識しなければいけない。


ひとまず為替鬼式のスキャル手法はここで止めておき、

来週から平均足を中心とし南緒式デイトレを試してみようと思う。


静かなFX、致命的なFX-2010/07/21

損益: 7200


トレード結果

30分足で見るトレンドラインに従って逆張り。

通貨ペアは USD/JPYで10Lot。

7pipほど抜き取ったところで勢いが停滞したので、一旦利確という形とした。


問題点と考察

■トレンドラインと利確のタイミング

2時間、4時間移動平均足を見る限りでは緩やかな下降トレンドであった。

過去数時間の経緯から30分足の移動平均足がトレンドラインと判断し、タッチしたところでエントリー。

結果的には7pip抜き取れたが、そこでしばらく停滞し、その後上に抜けた。

利確のタイミングの難しさを思い知らされる。



静かなFX、致命的なFX-2010/07/20


トレード手法:為替鬼スキャル

損益: -14350


■トレード結果

為替鬼式のスキャル手法によって2回トレードを行った。

通貨ペアはUSD/JPYで5Lot。

20pip,40pipの歪みによるエントリーだが、両ポジション共に規定の-15pipで決算。


■問題点と考察

 ・トレード時間帯

  深夜の4時にエントリーを行ったが、為替鬼式スキャル手法としては良い時間帯ではなかった。ロンドン市場が開く夕方16時ごろからスタート、メインがNY市場が開く22時から翌朝1時が適切なボラティリティのようである。ただし、激しい値動きにも注意が必要だろう。


 ・中長期トレンドに逆らったポジション

  30分、2時間、4時間の平均足の流れに逆らった形のトレードであった。基本的に為替鬼式スキャル手法は逆張りになることが多くなるため危険が多い。場合によっては価格の歪みは市場予測のサブ情報として利用したほうがいいのだろうか。


 ・5分足で見るエントリーのタイミング

  エントリーした瞬間は緩やかな持ち合い相場であった。なおかつボリンジャーバンド下付近にも関わらずショートでエントリーしたことが問題である。その後持ち合い相場は上にブレイクし加速したが、40pipの歪みでナンピンエントリー、更に損害が増した形となった。ローソク足だけで見ていれば、明らかにロングでエントリーしたほうが中長期トレンドにも逆らわず希望が持てる状況である。


 ・トレード枚数

  今回は5Lotでポジションを持ったが、資産に合ったトレード枚数をきちんと計算していない。資産管理と損益の割合を計算し、明日からトレード枚数も控える必要があるだろう。今最も重要なことは「莫大な利益を出すことではなく、自己破産率を抑えること」にあるからだ。

 

  



本日から本格的なトレードの開始となる。