緊急搬送から2カ月余り。

病院のソーシャルワーカーさんより転院先の話が来ました。

 

療養型の病院。

母はもう自宅には戻れません。

 

末梢点滴患者をヘルパーさん達だけでのお世話は出来ないらしいですし、

在宅のケアマネージャーさんはに、

「もう在宅で診ていただける医師が確保できません。」

と言われてしまいました。

 

 

病院のソーシャルワーカーさんに聞いたところ、

食事や水分補給は満足いく程とれていない様子ですが、

たまにゼリーを欲してる事は有るみたいです。

そして、寝ているのか目をつぶっている時間が増えているそう。

 

お世話をして下さる病院スタッフを嫌っているのは確かですが、

本当に体力的に厳しい状態なのか?

私には知る由も有りません。

 

ただ間違いなく、その時が近づいて来ている様に感じています。

 

10月末には違う病院に転院しました。

介護タクシー利用で移動です。

退・転院の手続き、同行は弟がしてくれましたが、

電話で連絡しあっている頃は、

「何もする気が起きなかったんだよ。」と、

元気のない声で返って来たりしていました。

 

本来マザコンの弟。

ちょっと心配にしていたのですが、

無事転院したとの連絡が来て一安心。

 

ただ、ラインで返ってきた報告には、

「母とお別れしてきました。」と。

 

今度の病院も、面会は禁止です。

呼び出しが無い限り今の所母に会うことは出来ません。

 

骨折の件も有るし、この先何が起きるか判らない。

改めて介護の難しさを知りました。