こんにちは!
梅雨が開けて、猛暑が続きますね。
皆さん、体調の方は大丈夫でしょうか。
告別式当日。
朝早くに準備をして、早めに会場入りしました。
宿泊していた父もちゃんと支度を済ませていました。
告別式が予定どおり進み、
とうとう母の顔を見る『最後の時』がやってきました。
皆さんが供えて下さったたくさんのお花が、
母の回りにたくさんたくさん添えられました。
母はきれいなお花でいっぱいになりました。
私はその時に写真を1枚添えました。
私の家族と兄家族で、父と母との還暦のお祝いをした時のみんな勢揃いの写真。
父は赤いちゃんちゃんこ。
母はちゃんちゃんこは嫌だと、赤いスカーフを身に付けて。。。
みんな笑顔。
母の顔の1番近いところに添えました。
(これからもずっとずっとお母さんを想い続けるからね!痛みや苦しみから解放されて、天国で安らかに過ごしてね。)と心の中で言っていました。
その時の母の顔は、
ほんの少し口角が上がっていて
とても安らかな表情をしていました。
この蓋が閉められたら、
もう母の顔を永遠に見ることができません。
蓋が閉じられる最後の最後の最後まで、
私は母を見つめていました。
その時の母の顔は今でも覚えています。
もう母は亡くなっているのだけど、
母は帰ってこないけど、
『母と離れたくない』という思いが強すぎて
未だ受け入れられない自分がいました。
そんな悲しさでいっぱいの中、
出棺です。
時間は刻々と過ぎていきます。
悲しんでばかりもいられない!
最後まできちんとやり遂げないといけない。
自分自身に「しっかりしろ」と喝を入れながら、
でも身体は言うことを聞かず足取りが遅くなる。
母の遺影を抱え、
バスで火葬場に向かいます。
続く。。。