ハラスメントの悩みを抱える方への傾聴サービス 高橋昌之の公式ブログ

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職場でのハラスメントや嫌がらせで悩んでいる方の話や悩み相談を聞きます。私の実体験を元に親身になってご相談にのります。

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皆様こんばんは。『ハラスメントの悩みを抱える方への傾聴サービス 高橋昌之の公式ブログ』をご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、パワハラが起こりにくい職場について投稿させていただきます。

皆様、パワハラが発生しにくい職場についてはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

 

ホワイト企業、風通しが良い、社員同士が仲が良いなど漠然としたイメージはありますよね。

私が15年間のサラリーマン経験で感じてきたパワハラが発生しにくい職場の特徴を以下にあげてみます。

 

①正当な評価制度が導入されている実力主義の会社

仕事での実績が会社から正当に評価されるため、やりがいを感じられる完全実力主義の職場です。

社員同士で良い意味で競争の原理が働くため、パワハラが発生しにくいと思われます。実力がなくて成果が上げられない社員はおのずと去っていきます。仕事で成果を上げるために皆一生懸命仕事をしているため、他人を悪く言ったり、足を引っ張っている暇などありません。

 

②風通しが良い

社外でのクラブ・サークル活動やボランティア活動が充実していて社員同士のコミュニケーションが円滑に図れている職場です。

最近は、飲みにケーションは減少しているようですが、無理のない範囲で職場以外での社員同士のコミュニケーションは大切だと思います。

上司に対しても相談しやすい環境であるため、問題が大きくなる前に芽を摘むことができます。

 

③待遇、福利厚生が充実している

残業や休日出勤がほとんどなく、有給休暇が取得しやすい環境の職場です。社内のフォロー体制がしっかりしているため、産休や育休も取得しやすくなっています。社員のストレスが溜まりにくく、パワハラが発生しにくいと思われます。

 

④パワハラ防止が規定化されており定期的に研修を実施している

会社代表者、人事部長や役職者がパワハラ防止対策に積極的に取り組んでいる職場。パワハラが発生してから動くのではなく、未然に防止するためにはどうしたらよいかという視点で物事を考えているため、社員一人一人にしっかりとしたパワハラ防止対策研修を実施しています。

 

⑤会社の業績が良い

業績が右肩上がりで安定している企業。主たる事業が安定しているため不況にも強い傾向です。顧客サービスや社員への待遇も良いためCS(顧客満足)、ES(従業員満足)が共に高くなり、パワハラ発生にも繋がりにくくなります。

 

⑥組織が柔軟で活性化体質

定期的に人事異動や部署異動があるため、管理職や社歴の古い社員が1つの事業所に定着しないことによりパワハラが発生しにくくなります。また、経営陣が新しいことに柔軟に対応しているため、時代の変化やニーズに対してもスムーズに対応できる活性化体質の組織です。

 

①~⑥の全てを満たしている組織はすごく理想的ですよね。しかしながら、なかなかそこまでの企業は見つからないでしょう。

実際に私が15年間勤務していた会社は①⑤⑥に該当していました。

 

いかがでしたでしょう。皆様が勤務されている会社で該当する部分はございましたか?

大きな会社の場合は、なかなか規程や組織体制を変えることは難しいかと思いますが、毎日仕事をする職場は良い雰囲気であるに越したことはないですよね。社内で提案制度があるようであれば積極的に活用していく方法も有りだと思います。

 

 

今回も記事を読んでいただきありがとうございました。

次回の投稿は、「ハラスメント防止対策(管理職者編)」を予定しています。

 

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皆様こんにちは。『ハラスメントの悩みを抱える方への傾聴サービス 高橋昌之の公式ブログ』をご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、パワハラが起こりやすい職場の特徴について投稿させていただきます。

現在、ご自身が勤務されている職場で以下の事に当てはまるかどうか参考にしていただければと思います。

 

厚生労働省が平成28年に公表した「職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書」によると大きく3つの特徴に分類できます。

 

① 複数の雇用形態の従業員が同じ職場で勤務している

正社員、パート、アルバイト、派遣社員などの複数の雇用形態の従業員が同じ職場(空間)で働いている場合です。

例えば、給料や待遇が違うことによる妬みなどからパート、アルバイトから正社員に対して不満が募り、パワハラが発生するケースや正社員からパートやアルバイトに対して雑用を押し付けたり、指示が強い命令になってしまうことなどです。

比較的従業員が多い会社の場合は、管理者も細かい所まで目が行き届かないためパワハラが表面化してこないことも考えられるでしょう。

 

② 残業が多くて休みが取得しずらい

いわゆるブラック企業ですね。過労や顧客対応によるストレスが蔓延してパワハラが発生することが予想されます。ここ最近ブラック企業は減少傾向にあるかと思いますが、体育会系で高いノルマ設定のある営業会社や異常に離職率が高い職場は要注意です。社風や従業員の定着率は会社四季報や就職、転職サイトの口コミ等で公表されている会社もあるため、外部からでも比較的分かりやすいと言えます。

 

③ 閉鎖的な環境

外部との交流が少なく、異動や転勤がなく閉鎖的な環境の職場もパワハラが発生しやすいようです。社長や管理職者が固定していて組織が活性化せずパワハラが蔓延化していたり、外部との交流も少ないため外からは気付かれにくく、内部告発でもない限り表面化してこないケースなどが思い当たります。社長や管理職者などの権力者がパワハラ張本人である場合は、被害者は退職せざるを得ないこともあると思います。

 

上記①~③に該当する職場では必ずパワハラが発生するという訳ではなく、あくまでもパワハラが発生しやすい職場の特徴に過ぎませんので何卒ご了承ください。

 

私が実際にパワハラ被害を受けた時の職場は「③閉鎖的な環境」に該当していました。


パワハラ発生による損害は被害者の労働意欲低下による会社の業績悪化やイメージダウン、ましてや訴訟に発展したら当事者や会社は相当な労力を費やすことになります。組織社会である以上は完全に排除することは困難かもしれませんが、限りなくパワハラが発生しない社会になることを願いたいと思います。

 

 

今回も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

次回のブログではハラスメントが発生しにくい職場について投稿させていただきたいと思います。


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皆様こんばんは。『ハラスメントの悩みを抱える方への傾聴サービス 高橋昌之の公式ブログ』にアクセスしていただき、ありがとうございます。今回は、私が会社員時代にうつ病になった時の克服体験談を投稿させていただきます。

 

今から13年くらい前(27歳)の話で、前の会社に入社して3年目で本社(名古屋市)勤務していた頃です。当時の仕事は、マンスリーマンション事業の企画運営で全国の支店をコントロールする役目を担っていました。本社勤務を開始して1年くらいは仕事が楽しくて毎日残業も苦にならないくらい一生懸命仕事をしていました。当時の仕事内容といえば、企画書作成、関係部署との打ち合わせ、プロジェクト運営、業績管理など未経験の分野でしたが、全てが刺激的でワクワクの連続でした。

 

そんなある日、仕事中に焦燥感(イライラ、不安感、異常な喉の渇き)を感じるようになり、普段当たり前にできている仕事が手に付かなくなってきました。特に上司からのパワハラや嫌がらせがあった訳ではないのですが、オフィス内にいると無性に息苦しくなったり、イライラしたりするようになりました。

 

最初のうちは疲労が溜まっているのかと思い休日はしっかり休んで、休み明けの月曜日に出社したところやはり焦燥感を覚えました。

上手にストレスが発散できていないのかと思ってタバコを吸ったり、お酒を飲んでも全く改善されません。

それからは、家にいても落ち着かなくなり上階からの足音が聞こえてくるだけで夜起きてしまったりして、熟睡もできなくなってきてしまいました。これはさすがにマズいと思い、名古屋市内の心療内科を受診することにしました。

 

数日後、人生で初めて心療内科を受診してきました。精神科や心療内科を受診したことがなかったので、最初の受診はかなり抵抗がありました。最初は先生のカウンセリングがあり症状を伝えたところ、抗うつ剤を処方されました。焦燥感を感じた時に飲むようにとのことで。それから、会社へ出社して同じような症状が出た時に処方された薬を飲みましたが、なんだか眠くなって頭がぼーっとしてくるだけで余計仕事に集中出来なくなってしまいました。そのことを心療内科の先生に伝えたところ、それでは薬を強くしましょうか?との提案がありましたが、これでは悪循環で自分が駄目になりそうだと感じました。

 

次の土日で実家へ帰り家族へ相談することにしました。普通の風邪や病気と違い家族へ打ち明けるにも抵抗がありましたが、そうも言っていられない状況でしたので全て打ち明けました。家族へ相談した結果、会社へ報告して休職を申し出ることに決めました。

休み明けに直属の上司と部門長、同僚、労務担当者と面談をして休職の申し出をしました。当時の上司や同僚には恵まれており、とても親身になって私の話を聞いてくれました。その後、会社からも休職の許可が正式に下りました。

 

それから、名古屋市で借りていた物件も引き払って実家へ帰省しました。休職期間中は無給状態(傷病手当金で給料の6割くらいは支給あり)であったため毎日公園を散歩したり、図書館で本を読んだり、地域の体育館にあるジム(一回100円)を利用して過ごしていました。(休職中は自治医科大学病院の精神科に定期的に通っていました。)

 

有給休暇を含めて約4ヵ月間仕事を休ませていただき、ようやく実家から通勤できる栃木県宇都宮市内の支店へ復帰することができました。

当時支えになってくれた家族、上司や同僚には本当に感謝をしています。心が病んでしまっているときは、なかなか自分自身で判断することができなくなってしまっていましたので、信頼できる人へ相談して心の支えになってくれたことは本当に大きかったです。

 

うつ病はどうしてもネガティブなイメージがありますが、人間である以上誰しもなり得る可能性があるものだと思います。体が風邪を引くのと同じで心も弱ってくると風邪を引くことがあります。そんな時は、自分一人で悩むのではなく家族や友人、職場の上司や同僚に打ち明ける事が大切です。また、周りにそのような人がいたらいち早く気付いてあげて声をかけてあげてほしいです。その時は無理に元気づけたり、励ましたりせずに話をじっくり聞いてあげることです。もちろん、専門医の受診が必要になることもありますが、初期の段階で助けられることはたくさんあります。

 

うつ病の原因は過労やハラスメント、職場環境など人によってさまざまな事が考えられますし、治療(解決)方法も十人十色で絶対的な正解は無いと思います。真面目で頑張り屋さんがうつ病になりやすい傾向とも言われていますが、現在はリモートワークも普及してきて働き方は多種多様に及んでいます。人生の仕事の選択肢は星の数ほどあると言っても過言ではありません。

 

私の経験談としてうつ病は、特別な事ではなく自分に与えられた試練のような物として捉えて客観視してみると少し気持ちが楽になると思います。今はうつ病から復帰して13年経ちますが、今のところ心の病で仕事は休んだことはありません。心も風邪を引くと免疫が付くのかもしれませんね。(笑)

 

↓当時の職場仲間からもらった本(寄せ書き)です。今でもたまに見返すと胸がジーンとしてきます。

 

今回も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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皆様こんばんは。ハラスメントの悩みを抱える方への傾聴サービス 高橋昌之の公式ブログにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 

今回のブログでは、「パワハラ防止策」について社員(従業員)側の観点から投稿させていただきます。

パワハラ防止策っていっても、「それって会社がやることじゃない?」、「個人で何かできることあるの?」と思っていたりしませんか?

 

もちろん、会社側にもハラスメントを防止するための相談体制を整備する義務があります。(「パワハラ防止法」により大企業では2020年6月1日から、中小企業では2022年4月1日より対応が義務づけられます。)

 

だからといって、全て会社任せで良いのかというとそうではありません。実際のところ、会社側で相談体制が整備されているにもかかわらず全く機能していないという会社もあるかと思います。

 

会社によっては、今までパワハラの事案が発生していなかったから、そもそも体制を整備する必要がなかった。という事もあるでしょう。または、事案が発生していたが被害者が告発をせずに退職していったり、異動していたため表面化せずに問題視されてこなかった。という事も考えられるでしょう。

 

それでは、実際に働いている会社でパワハラについての体制が整備されていない場合は、どうしたらよいでしょうか?

私が実際にパワハラ被害を受けた時に勤務していた会社ではパワハラに対する体制が整備されていませんでした。そこで、私が取った行動は会社側にパワハラについての防止策として以下の事を実施してもらうように提案しました。

 

・就業規則にパワハラ防止についての規程を追加挿入する。

・社内の相談窓口を設置する。

・社内通達(パワハラ防止)を配信して読み合わせを実施する。

 

提案から1ヵ月以上かかりましたが、会社側が上記の提案を受けて入れてくれてパワハラ防止策が整備されました。

ただ、防止策が整備されたからといってこれで終わりではありません。社員(従業員)一人一人が理解するまで繰り返し研修を実施して浸透させる必要があります。

 

実際にパワハラ被害を受けていて深刻に悩んでいる方は簡単に人に相談をしたり、会社へ告発することはできないこともあります。加害者側が会社の上層部と繋がっていたり、そもそも加害者が上司や社内の権力者である場合は会社へ相談すること自体を躊躇してしまうでしょう。大企業であれば、部署異動や転勤を上司へ申し出ることにより解決できることもあるかもしれませんが、中小企業や個人経営の会社ではそうもいきませんからね。

 

今現在、実際に会社で被害を受けている方は一体誰に相談したらよいのでしょうか?

まずは、直属の上司または信頼できる同僚に相談することがベターかと思います。会社に相談できる人がいない場合は、ご家族や友人でも良いと思います。会社やご家族、友人にも相談することに抵抗がある場合は外部の公的な相談窓口(「厚生労働省 総合労働相談コーナー」

https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html)に相談してみるのも一つの手です。

 

 

とにかく、一人で抱え込んでしまうのは一番よくないです。自分一人で悩めば悩むほど辛くなりますし、放置しても勝手に解決されません。それこそ、うつ病になってしまい出社できなくなってしまうこともあり得ます。いち早く自分が被害を受けていることを第三者に打ち明けて、助けを求める必要があります。誰かに話を聞いてもらうことにより、少なからず今より気持ちは楽になるはずです。私の場合は、直属の上司と信頼できる同僚に相談しました。(私のパワハラ被害体験談についてはブログ記事「ハラスメントの傾聴を始めようと思った切っ掛け」

https://ameblo.jp/m-takahashi0721/entry-12634304305.htmlをご参照ください。)

 

 

初めて被害を受けた方やプライドが高い方は他人に打ち明けることに抵抗があるかもしれませんが、被害を受けていることが恥ずかしい事ではなく誰にでも起こりえる事なので、一人で苦しまずとにかく打ち明けてほしいと思います。きっと親身になって話を聞いてくれて味方になってくれる人がいるはずです。

 

コロナウィルスが蔓延して自宅によるリモートワークが増えて会社へ出勤する時間が減ったという方もいるでしょう。しかしながら、このハラスメント問題は組織社会である以上は、付いて回ってくる問題だと思います。私はこのブログ配信を通じてハラスメントの抑制、減少に繋げていければと心から願っております。

 

当ブログを読んでいただきありがとうございました。今後も私の経験談やハラスメントについての情報を配信していきますので、宜しくお願いしますm(__)m

 

名刺が出来上がりました!個人としての名刺作成は初めてだったので極力シンプルなデザインで作成してもらいました。

迅速に対応して作成してくれたコラボ高円寺さんありがとうございましたm(__)m

 

 

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皆様こんばんは(^O^)

「ハラスメントの悩みを抱える方への傾聴サービス 高橋昌之の公式ブログ」をご覧いただきありがとうございます。

今回は、私が少年時代に経験したいじめの体験談と克服方法を記事にしてみました。

 

時は今から30年前、栃木県宇都宮市内の某小学校に通っていた3年生の時です。

クラスの友達と外で遊んでいた時に悪ふざけで私は言葉の最後に「ジョー」と付けて言ってました。

(当時、子供に人気だったアニメ「おそ松くん」に出てくるハタ坊というキャラクターの口癖でした。笑)

 

それを聞いていたクラスの友達が次第に私の事を「ジョー」と呼ぶようになりました。自分から「ジョー」と呼んでくれと言ったわけではありません。

最初は、あまり気にしていなかったのですが、だんだんと「ジョー」と呼ぶ人が増えていき次第にジョーに対する風当たりが強くなってきました。

(おい!ジョー!!、何やってるんだジョー!!みたいな感じ)

確か当時の担任まで一緒になって「ジョー」と言ってからかってきたような記憶があります。

 

決して、「ジョー」と呼んでくる友達全員が嫌がらせやいじめ目的で呼んでいる訳ではないかと思いますが、毎日次第にそう呼ぶ人が増えていくことが嫌になってきました。当時の私はすごく内気な性格で嫌なことをはっきりと「嫌だ」ということができませんでした。

 

しかしながら、このような日々を毎日送るのも辛くなってきて何とか皆に「ジョー」と呼ぶことを止めさせようと考えました。

そこで夕方のホームルームの場で全員に対して公言しようと思いました。

当時のクラスメイトは約30人くらいだったと思いますが、ホームルームで挙手をして担任も含めた全クラスメイトがいる中ではっきりとこう言いました。

 

「僕は皆からジョーと呼ばれることが嫌なので、今日から僕の事をジョーと呼ぶのは止めてください!!」

 

しばらく、クラスの中はシーンと静まり返っていました。おそらく皆は私からこんな発言が出るとは思わなかったのでしょう。担任も驚いていた様子でした。

そして次の日、学校に行くと今まで私の事を「ジョー」と呼んでいた友達が「昌之君(私の本名)」と言うようになりました。その日を境に誰一人として私を「ジョー」と呼ぶ友達はいなくなり、からかわれることも無くなりました。

普段、授業中に挙手して発表することもめったに無かったので、皆の前で公言することはとても勇気が入りましたが、勇気を持って公言して本当に良かったと思いました。もし、ここで勇気を振り絞って何もしなければ今まで「ジョー」と言われ続けていたかもしれません。笑

 

今回はここで「お・し・ま・い」と言いたいところですが、ここからの展開が興味深いのでもう少しお付き合いください。

それから何日か過ぎた夕方のホームルームで肌が黒い事を理由に黒んぼと呼ばれていた男の子が、こう言いました。

「今日から僕の事を黒んぼと呼ぶのは止めてください!!」

 

それから彼のことを黒んぼと呼ぶ人はいなくなりました。

また何日か過ぎて、今度は別の生徒が同様にと何人か連鎖反応のようにホームルームでの公言が続きました。次第にクラスの雰囲気も良くなっていった気がします。プラスの連鎖反応とはまさにこのことなのかと今になって実感しました。

 

きっと、皆いろいろ我慢していたけどなかなか言い出せなかったんだろうな。辛い思いをしていたのは自分だけでなく他にもたくさんいたんだなとあらためて気付かされました。

 

この記事を通じてブログ読者の皆様にお伝えしたいことは、「嫌な状況を変えたければ自ら率先して行動を起こそう」ということです。

嫌だ嫌だと思っているだけでは、まわりは気付いてくれないし状況は変わりません。行動を起こして恥ずかしい思いや失敗するかもしれませんが、その気持ちは必ず伝わる人には伝わります。

あの時、こうしておけば良かった、こう言っておけば良かったと後悔しないようにしていきたいものですね。

 

この記事を読んでいただきありがとうございました。

今後も、私の経験談やハラスメントについての情報を配信していきますので、宜しくお願いします。

 

 

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