40歳、ママになりたい。〜不妊治療4年目。着床障害だけど顕微受精に挑戦中〜

8回目の判定日〜治療は続くよどこまでも〜

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12/1はクリニックでの判定日でした

タイトルでお察しかと思いますが、いい報告ではないので、ブログを書くのが面倒になってしまい、ご報告が遅くなりました

今回は初めてのタクロリムスを服用しての移植だったので、期待したいのは山々でしたが、期待しすぎてダメだった時が怖いので、初めから半々と思っていました。

移植後、数日は何となく今までと体調が違う気がしていて、もしかして？と思いつつも、タクロリムスを飲んでいる事とhcg注入をしているので、その影響かもと思い、過度な期待をせずに淡々と生活しておりました。

でもBT6くらいから少し変化があり、陰性だった時と変わらない体調になり、移植直後と比べたらむしろ身体が軽くなって、きっと今回もダメだと悟りました

唯一、今までと違った事はいつもBT9あたりで出血してしまうけど、今回は出血が無くて。

でも判定日付近の体調が陰性の時と同じだったので、覚悟はしていて、妊娠している気がしなかったフライングはしませんでした。

判定日はクリニックが空いていて、早めに順番が来たので、急いでクリニックへ

受付を済ませて採尿の為にトイレに行くとおりものに血が混じっていて『うん、またダメだよね』と思いながら採尿しました。

間もなく診察室に呼ばれて、先生登場。

裏返しに置いてある検査薬をめくる先生。

8回目の光景です。

また安定の真っ白でした。

「うーん、なんでかなー」と首を捻る先生

『なぜでしょうね』と私

「卵も悪くないし、タクロリムスも飲んで、1日遅く移植したのにね」と先生

『そうですねー』私

カルテを確認しつつ『卵はまだあるんだよね。』と次について色々と先生が提案をしてくれました。

今後については先生から3つと培養士さん（奥様）からで、4つの提案が

①まだやった事ない2段階移植。

初期胚&胚盤胞の組み合わせでやってみる。

②タクロリムス服用で胚盤胞2個戻し。

過去にやりましたが、タクロリムスは飲んでいなかったので。

③約1年がかりで厚労省の認定がおりて、10月からクリニックで『PRP療法』を始めたそうです。

そう。去年、山王病院で難治性不妊に適応となった治療法ですね。

当初は内膜が薄い人が対象でしたが、PRP療法をしても内膜が薄いままだった人でも妊娠した実績がある事から、反復着床障害の方も対象らしい。

一応説明をしてくれて、パンフレットをいただきましたが、2回やらないといけないそうで、費用は相場が1回10万×2回で20万との事

移植費用＋20万って…

ちなみに山王病院等の臨床研究では妊娠率は15%

自由診療がスタートしてからの実施臨床では25%くらいとの事で、やったから必ずではないし、決して高い確率ではないんだけど、こういうものがあるという説明でした。

でも先生も今までと違って、そこまでオススメしてくる訳でもなかったので、クリニックでやった方がいるか聞いてみました

すると「うちは2人やったけど…どちらも結果は出なかった」と苦笑いしていました。

それじゃ、先生も勧められないよね

とりあえず、資料はもらってこれは保留にして、2段階かタクロリムス服用での2個戻しをする方向かなと言うことで「すみませんでした」と言ってくれる先生。

先生が悪いわけじゃないし、誰のせいでもないのに、いつもそう言って悲しそうに席を立つ先生に、申し訳ないなと思います。

そして、4つ目の提案は培養士の奥様が、診察終了後に母をかけてくれてしてくれました

最初は「残念だったね。大丈夫？」と人がいないところに呼んでくださって。

本当いつも優しいです

またダメだったかーとは思ったし、タクロリムス飲んでもダメってどうすればいいの？って思ったけど、正直、移植後に全国でコロナが急増して、タクロリムスを飲みながら生活する事や以前もブログに書いた出産や入院時期の事もすごく心配だったので、すんなりと『今じゃないんだな』と思えたので、と泣いたりはせずに淡々と話す私に奥様は少し驚いていて「いつも変わらない（泣いたりしない）から大丈夫かなと思って…」と言っていました。

とりあえず、まだ卵があるし、先生も色々提案して下さったので、もう少し頑張って続けていこうと思っていることを伝えると4つ目の提案で「初期胚は1個しかないけど、胚盤胞の2段階移植も出来るからね。まいさんは1日遅くだから5日目と7日目かな」と教えてくれました。

なるほど