腰痛の訳。 | アスペル君の父として

腰痛の訳。

 寒いっすね~! ここ九州でも山沿いはちらほら雪が降ってますよ。風が冷たくて自転車なんか乗ってらんない。


 それでも昨日の日曜日は少し温かかったので、近場の広い公園に家族でお出かけしました。


 嫁さんと二人でツバキの並木道を歩いて。照れながら手をつないで。


 息子と久しぶりにサッカーをしました。普段息子とはずっと川遊びで一緒に休日を過ごしていたんですが、さすがにこの時期は入れませんもん。しばらく一緒にボール遊びをしないうちに、キック力が付いていて驚きました。


 父子でボールを蹴っていると、小学生の兄弟二人が「何してるの?」と寄ってきました。一緒に遊びたがっているのが分かります。


 さて、ここからです。現在の息子の課題は「友達に命令口調で話す」こと。学校の先生の話では、仲の良い子には「○○っち、遊ぼう!」と懐っこいのに、仲の良くない子やよく知らない子だと「おまえ、あっち行け!」と平気で言うのだとか。

 もちろん先生も注意してくださいますし、家でも口すっぱく言っているのですが、本人はピンと来ていない様子。アスペルガーの子はこうしたところで、本人の意思とは関係なく嫌われたり反感を持たれたりいじめられたりするのですね。


 昨日も息子はそうでした。「何やってるのー」と寄ってきた兄弟を、「知らない」と平気ではねつけます。私が注意しても「だって知らない子だもん」。

 自分の世界に関係ない存在は、どうでもいいんですね。実際に目の当たりにすると、薄ら寒くなってきます。

 

 幸い子供同士すぐ仲良くなって、皆で遊ぶことになりました。

「蹴り野球やろよ!」「いーや、キックベースがいい!」

 ……おんなじやって。

「中抜きは?」「ドッジボールにしよう!」

 ……似たようなもんやろ。


 かくして40歳の父親は、子供たちに付き合って、キックベースとドッジボールを延々とやることになったのです。

 子供って非常です。「もう休憩、ごめん」と言っても許してくれないんですから。逆に「じいさんだー!」と言われる始末。こら、誰が付き合ってやってると思ってんだ。


 おかげで今朝から全身がぼろぼろ、筋肉痛です。マッサージしてくれた嫁さんが「腰がパンパンよ」と言ってました。

 あああ。子供と本気で遊べない年になったのかなぁ。