6月21日(木)

 

今日のお客さんは大阪からの顔出しお名前NGのお客さん。
 小学生高学年から中学生の時にバスブームで地元の故郷の野池巡りをされていて、大阪に就職で来られてからはバス釣りから離れられお友達に誘われ磯グレ釣りを時々されていたが、その後、家庭をもってから釣りには行かれられなく成り、十数年が過ぎて最近バス釣り復活されたらしい。
 今年は今日が二回目で初琵琶湖らしいが、魚釣りは一旦火が点くと「どうしても来たい」で奥さん顔色みながら仕事を無理矢理有給取ってで顔名前出しNGと成った訳(笑)。

 

とりあえずお持ちのタックルでベイトはテキサス、スピニングはピッチンショットとキャロをセットしてもらいスタート。
 「風が無い間はテキサス打ちますよ、ワームはそのカゴに入ってるフリックシェイクの5.8でも6でも6.8でも5.8ファットでもダブルテールリンガー5.8(今日からテキサスカゴに新入学・笑!)」でお客さんがフリック5.8ファットをチョイスでアクティバ沖北側ピンでの第一投目に「当たりました(笑)!」でヒット。
 昔懐かしいベナンベナンに軟らかいスローテーパーロッドがギュンギュン曲がる(大笑)。
 「良かったですね、初琵琶湖で一投目でヒットですか(笑)、でも世の中そんなに甘く無いですよ(笑)」で、この後はカネカ沖ピン二ヶ所を打ってもらいノーバイト「月曜日から昨日まで出て無くて、土日はこの三ヶ所でやり切ったんですけど、ここは後で風でたらスピニングで流したら釣れるけど、しばらく打って無いとこへ行きますわ」で六本柱南側ピンへ移動。

 

六本柱南側には三艇ボートは浮いていたがピン上はがら空きだったので、しばらくテキサス打ってもらうがノーバイトで南風も出て来たのでスピニングを持ってもらいピッチンショットでのドラッキングでピン上をいったり来たりをマクド買い出しまでやり続ける。


 ピッチンショット初体験のお客さんが誰でもやってしまう「コツコツ当たりの即合わせ」が出てしまうお客さんに「即合わせダメですよ、コツコツきたらロッドで聞いてライン張れたら、それがまともなバスやったら、ロッド持って走る位に引くから、それから合わせたらエエですよ(笑)」とピッチンショットでの流し方とシェイクのやり方と合わせ方を説明して、お客さんがリズムが合い始めたらロッドが曲がる様に成った(笑)。


 マクド買い出し後は再度六本柱南側で三時まで、その後はカネカ沖で「ここは朝テキサス打ったとこです。流したら釣れますよ(笑)」でお客さんにヒット。全部で15匹弱の釣果。


 4時終了前にエレキが上がらなく成ってるのに気付いて、ゴチャゴチャしていたらエレキロープ切れてギブアップでエレキ浸かったまま30分でリブレ到着で4時半終了。

 この移動間は「次回、子供を連れて来たいんですが、遅くの子で小学生ですけど大丈夫ですか?」とか「嫁の顔色見ながら釣り行くのって・・・・・・」等々の毎週毎週琵琶湖に浮いてる方達にはわからない普通のお父さん話しで30分を長く感じる事は無かった(笑)。


 長くガイドをしてると、20代で常連さんだった方が嫁が出来たとたんに釣りに来れない姿を数多く見てきた。本当に毎週毎週琵琶湖に浮いてる方達は、嫁黙らす位に稼いでるか、超変態かのどちらかだろう(まあ他の魚釣りでも同じだけど(笑))。