おみやげとして持ってきてくれたモノの中に韓国海苔のふりかけがあった。(正確には違うらしい)
簡単に言うと海苔と塩とゴマを混ぜたようなもので、ご飯にかけるのだ。
食べ方もパッケージの写真から判断したので、よくわからなかったが、勝手にアレンジしてキムチと生卵も添えてみたが、想像通りの美味しさである。
しかし問題はソコやない。
日本でもお馴染みのチャックで閉めるタイプで、まず新品の状態だとチャックの上と溶着してある外周部分との間にハサミを入れる例のアレである。
両端に切れ込みがあってハサミでなくとも手で切れる例のアレである。
その時も私は手で引き裂いたのだが、一瞬「ん？」と思った。
チャックの上にゴマや海苔が侵入してきているのだ。だからといって不衛生とかいう話ではない。日本製品で見たことがなかったから違和感を感じただけの「ん？」である。その「ん？」の内訳は課長島耕作が会長島耕作になったかと思えば今学生島耕作にまでさかのぼり、残すは産まれたて島耕作しかなくなった現在みなさんが感じてる「ん？」と同じと思っていただいて差し支えない。
ルフィがギア4を使った時も同様である。なし崩しにギア10までいったら、もはや青天井である。
とりもなおさず私は韓国をオススメしたいのだ(笑)
そして話は変わるが、たまに見る嫌韓や反韓。
アレは見ていて少し悲しくなる。
優れた人格の持ち主や、はた迷惑な人間など様々な人間がいるが、韓国人だからとか日本人だからなんて事は無いのだ。
以前 彼女とソウル付近の地下鉄の駅にある(いくつかの駅にあった)竹島の模型を見ていた時の事、その模型を発見するやいなや彼女は私の手をひいて「これ見てこれ！トクトは私達のモノ！わかった？オッケー？」と流暢な韓国語で笑いながら言ってきたのだ。私は単純に彼女があまりにも無邪気に言ってきたので面白くてゲラゲラ笑ってしまったのだが。大体がどうでもいいのだ。私がコスモポリタンぶってるからではなく、人間ごときが お世話になってる地球に対してそもそも図々しい揉め事なのだ。
そして私が言いたいことはソコやない。
つまり人間は環境に左右されまくるのだから、私が韓国人なら同じ事を言うのだ。
日本人なら政治的に揉めてる事を面と向かって、明るく悪気もなさそうに言ったりはしないだろう。
その際の思考経路も日本人だからこそである。
資源もない国土も狭く竹馬の友もいない日本なのだから、どこの国とも仲良くしたいものである。
文化の違いなどから多少のイザコザは避けられないだろうが、それにしても争点はソコやない。
ちなみに「ソコやない」とは、静岡県民の私にとって一番印象深い関西弁である。
昔の話になるが、大阪出身の彼女にあの手この手で攻めてた時に言われた一言である事は想像に難しくないのではないだろうか。
皆様も楽しい海外旅行を！！