今、実は自宅療養中なのです、一応
スカイステージの魔力から逃れることができません
抗うことができません
仕事に戻るための準備期間のはずなのに、仕事に戻るどころか、このままでは人としてアカンやろうっと自分でも薄っすらと危機感を覚え、きっと「ええ加減しっかりしぃやっ」とおばあちゃんが草葉の陰で怒っていそうです
まぁね、ぼちぼちと、ね
と言うことで、普段なら見られないお昼から夕方の枠の放送も、しっかり見ることができています
録画予約しないの?
と思われそうですが、契約しているケーブルテレビ局のセットトップボックスと、レコーダーの接続の関係で、番組表から時間指定をして録画予約することができないのです・・・
今週は、この時間枠で『中日劇場公演特集』が放送されています
2011年以降上演されたお芝居とショーはもちろんですが、『NOW ON STAGE』も合わせて放送されています
今日は、2014年の宙組『ロバート・キャパ 魂の記録/シトラスの風Ⅱ』でした
『NOW ON STAGE』の出演は、凰稀かなめさん、実咲凜音さん、蓮水ゆうやさん、愛花ちさきさん、七海ひろきさん、蒼羽りくさん
七海さんが出ていたなんて知らなかったので、「ひゃっ かいちゃん、出てる」と、またもテレビ画面に向かって声をあげてしまいました
七海さんは、活動家のチーキ・ヴェイスというロバート・キャパの親友を演じていたんですね
(チーキ・ヴァイスと表記されたり、暗室助手と説明されている他のサイトもありました)
七海さんは、役作りのためにキャパたちに関連する『メキシカン・スーツケース』というドキュメンタリー映画も見たそうです
その映画の中で、実在したチーキのことを誰もが「優しい人」と口を揃えて言っていたそうなんですが、もうそのエピソードだけで七海さんにぴったりな印象を受けました
だから七海さんは、不器用だけれど凰稀さん演じるキャパを、ふわっと温かく包み込めるように、「何でも任せろっ」と言えるようにしたのだけれど、毎日お稽古が終わると「はぁ、今日も・・・」と思っていたそうです
この、「はぁ、今日も・・・」と言うあたり、まだ可愛らしさが滲んでいて、ムフムフしちゃいました
今の七海さんは、まずカッコよさにやられますもんね
『NOW ON STAGE』の後、引き続いて放送された『ロバート・キャパ 魂の記録』を見ると、七海さんのチーキはとっても気さくで優しさに溢れていて(ちょっとパシリっぽく使われている気もしたけど、これは設定のせいですね)、七海さんが思っているとおりのチーキの人柄を感じました
それから蒼羽さんが演じたのは、フェデリコ・ボレル・ガルシア
キャパが第二次世界大戦前のスペイン内戦の時に撮影した『崩れ落ちる兵士』の人
再演できることが嬉しかったけれど、このフェデリコをすることになって「OH〜」となったと
再演のプレッシャーを感じつつ、実在したフェデリコという人として求められるもの、キャパに対してどう接したか・どう影響を与えたか、そしてスペイン内戦時の複雑な時代を生きた人である、ということを自分なりのアプローチで出したいと言っておられました
で、本編の方を見てみると、蒼羽さんとってもカッコよかったのです
兵士らしく逞しい筋肉が感じられる体つきだったし
反乱軍との戦闘シーンの始めと最後のソロのダンスが、特にカッコよかったのです
祖国の平和を必ず守る、ファシストの台頭を絶対に許さない
そんな気迫を動きの一つ一つや表情から感じました
『NOW ON STAGE』で、凰稀さんが
この戦闘の場面、お稽古の初めの頃は力んでいたけれど、だんだん「すとーん」とし始めてきて、その場に立っているという風に見えてきているよ
と言っておられました
蒼羽さん、いろいろ不安もあったようなので、この凰稀さんの言葉を聞いて、思わず口元に手を当てて「ちょっとすごく嬉しいです’」と、本当に嬉しそうでした
そして、この蒼羽さんのフェデリコの奥さんエンマが、花乃まりあさん
本編を見ながら、「かのちゃ〜ん」とまたテレビ画面に向かって声をあげてしまいました
花組への組替え直前ですよね
可愛い まだ研4かな
フェデリコに話しかけながら、さりげなくお腹に手を当てて、妊娠しているのかな?と自然に感じさせていたし
フェデリコがキャパたちと話している時でも、優しい眼差しでずっとフェデリコを見つめていたし
丁寧なお芝居しているなぁ、と改めて思いました
実は『シトラスの風Ⅱ』のことで、もっとひゃぁーひゃぁーしたことがあったのですが、長くなったので、改めますね
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