りょうきです。おはようございます。

 

本日の紙芝居、始めます。

 

昨日の続き。占い師の見立てとA氏の体感が、ズレている。

 

結論から言えば、どちらも嘘はついていません。

A氏とその占い師の相性の問題でもありません。

 

原因は、昨日の図で言うところのこれ↓

 

 

…の、風船と重りです。

 

風船と重りは、初期設定でそれぞれ幾つか付いています。

しかし、風船も重りも、生きていく途中で増えたり減ったります。

 

風船や重りが増減するとき、その初期設定グラフは変動します。

 

ただし、基本的には “グラフの最初の形を保ったまま” 変動します。

 

極端な例を2つ描いてみました。

 

風船の数は無視して、重りだけを増やし続ける人生を送ったとします。

 

 

沈んだ方を青で描きましたが、どえらい沈みっぷりよ(笑)。

 

ここで注目すべきは、グラフの50歳の時点での運気です。

初期設定では、ここでピークを迎えて100になるということですが。

 

グラフの形は変わらないので、50歳でピークを迎えるのは同じ。

しかしグラフごと沈んでいるので、実際はピークを迎えて−60です。つまり

 

初期設定のままいくと:

・30歳でドツボにはまって、運気は−50

・50歳でバラ色になって、運気は100

 

ところが重りを増やしまくった結果:

・30歳でドツボにはまって、運気は−210

・50歳でバラ色になっても、運気は−60

 

重りを増やした方のピークが、増やさなかった方のドツボよりひどい。

 

逆も考えます。

 

重りの数は無視して、風船だけを増やし続ける人生を送ったとします。

 

 

浮いた方を赤で描きましたが、あっぱれな浮きっぷりよ(笑)。

 

さっきと理屈は同じなので端折りますが

 

初期設定のままいくと:

・30歳でドツボにはまって、運気は−50

・50歳でバラ色になって、運気は100

 

ところが風船を増やしまくった結果:

・30歳でドツボにはまっも、運気はなんと140!

・50歳でバラ色になって、運気は実に290!

 

風船を増やした方のドツボが、増やさなかった方のピークよりすごい。

 

運気運勢の仕組み、なんとなくわかりますか。

 

したがって、占い師もA氏も、嘘はついていません。

 

占い師には見えない部分で、A氏が風船と重りを増減させていた。

その結果、A氏の実際に歩んだ運勢は、初期設定とは異なっていた。

 

四柱推命とか、暦をもとに運勢を算出する場合、公式みたいなのがあります。

一応どの占い師もその公式を使うので、誰に聞いても基本的には類似の結果に。

 

もし今あなたがドツボにはまっていて、でも占い師曰く「あんた今運勢いいよ」なら。

占い師を変えても、きっと似たような回答だと思います。

それよりも、自分で増やしちゃった重りのことを考えたほうがいいかもね。

 

 

どうぞ良き1日を(^^)