当たり前の事なのですが、ITインフラ環境にはお金が掛かります。
昔ながらの所謂オンプレミス、自社購入ハードウェアなら勿論のこと、
クラウドにしたって好き勝手に使える訳ではありません。
サーバを用意すればいい、というものでもなく、
環境を構築するにもSE雇わないといけないですし、
SaaSみたいに提供された機能を利用するにも、
自社の業務にどう活かすか考えられる人材は
石ころのように転がってる訳ではありません。
また、サービス系インフラなら月額使用料が、
購入したインフラでも故障に備えた保守費用が。
技術の質問には1インシデントお幾ら万円、etc,etc...
とまあ、とにかくITっていうのはお金が掛かるものですね。
今携わっている案件で、機器の保守契約が切れてしまい、
中々の騒ぎになっています。
担当が新人さんで、保守切れのリスクがよく理解できておらず、
やらかしてしまった模様でした。
そもそも他にも保守切れサーバがいくつもあり、
感覚もかなりおかしな事になっているようでした。。。
保守が切れる事自体は業務影響を及ぼすものではありませんが、
故障が起こればたちまちピンチに陥ります。
重要な機能・部位については当然ながら、可用性の対策を施しますが、
それは「故障を治すまでの間、一時的に保たせる措置」でしか無い訳です。
それを上司に「故障しても大丈夫な対策してあります!(だから保守切れても大丈夫)」
と報告してしまったので、横に座ってた私は目を剥いてしまいました。。。
更にお客様上司が私に問うた「どういう教え方したらこうなるの?」の一言に、
剥いた目が飛び出すかと思いました。
御社の新人社員を教育するのは、御社のというかあなたの仕事です…
私の契約内容には入っておりません><;;