誰もこない  
音楽もない  
来客用の食器も出番なし  
寝具はひっそりと佇む

 

予定も期待もないままに

ただいま お疲れさま  
毎晩電波に乗せてた言葉すら  
迷子なまま宙に消える

滑り込みのバレンタイン
ホワイトデーまでなんとかキープ  
でもお花見は夢と散り
毎年同じ 失望のループ  
目標のバラ園は想定より遠いようだ
お誕生日はまた独りなのかな

再婚  
恋愛  
それともイベント?  

本当は何が欲しいのだろう。

自由 

だったはずなのに

 

しんとした部屋

 

窓を開けて初夏の風を通した
  
私の思うがままの位置に  
花たちがいて 葉を伸ばし  
服がかけられ  

そうだった  
好きな番組思い出した
youtube もテレビも アマプラも  

次々に変わるお相手の

興味関心とは無関係の  
わたしだけのための時空間

ひとり  

ひとりでいいってわかったら  
ひとりでいいって腑に落ちたら  
どんなに穏やかだろう