入場時の頂き物プレゼント

下矢印

巾着袋

色々な柄が有った様ですが私に手渡されたのは大阪のおばちゃんのヒョウ柄(笑)

ポリ袋が入ってる四角いケース⇐これ良いOK

緑のお花のケースは多分…消毒液入れ

 

 

1部 お芝居 源太しぐれ

*配役*

春野屋一家

源五郎親分*水希咲哉花形

子分 時雨の源太*おおみ達磨座長

子分*おおみ愛里さん

 

浪人 花房*劇団白虎 真田きみや座長

女房 のぶえ(源氏名 のぶ千代)*おおみ悠総座長

 

 

*あらすじ*

1場:春野屋一家

亭主子供が有りながら、源五郎親分と間男しているのぶえ。

花房が乳飲み子を抱き、春野屋一家にやって来る。

のぶえの居所を尋ねる花房に、「のぶ千代なら、ここで酌をしてもらっている。」と言う源五郎親分。

「昨日から、この子が泣いている。乳をやってくれないか。」と言う花房に、のぶえは、「私はここで仕事をしているんだよ。着物に匂いが付くじゃないか。重湯でも買って飲ませてやれば良いじゃなないか。」と拒む。

源五郎親分が差し出した一両を、花房に向かって投げ銭するのぶえ。

悔しい思いを抑え、一両を懐に入れ一家を出て行こうとする花房を呼び止め、「ここから行った所に目無し地蔵がある。三七、二十一日、願を掛けたら目が見えるようになる。そこへ行きなさいな。」と言う源五郎親分。

「今日は暮れて来たので明日の朝一番に出掛けます。」と言う花房に、源五郎親分は、「目が見えないなら朝も夜も変わらないだろう。」と言う。

その言葉に出掛けようとする花房。

雨が降り出すも、のぶえは傘を貸す事さえも拒む。

「雨よ降れ。風よ吹け。この頬流れる涙を洗い流してくれよ。」と嘆き、花房は乳飲み子を抱き目無し地蔵へ向かう。

源五郎親分は目無し地蔵で花房を殺し、のぶえと一緒になるつもりだった。

博打に負けた源太が女物の赤い襦袢姿で戻って来る。

「花房の旦那をばっさりやってくれ。」と言う源五郎親分に、「金の為なら。」と引き受ける源太。

「子供もばっさりやっておくれ。」と言うのぶえの言葉に、源太は、源太は、「二人で十両、前金は五両。」と言う。

前金を手にし、目無し地蔵へ向かおうとする源太に、「無腰でどうやって殺すんだ。」と刀を貸す源五郎親分。

「そんな格好では目立っちまうだろ。」と言うのぶえの言葉に、源五郎親分は着物も貸す。

源太は五両を手にし、源五郎親分の刀と着物で、目無し地蔵へ向かう。

 

2場:目無し地蔵

「わしのこの目を片眼なりとも開けて下さい。」と願を掛けるは花房。

源太が現れる。

「親分に頼まれて、命頂きに参りました。」と言うと、のぶえと源五郎親分の間男の事を話す。

二人の関係に薄々は気付いていた花房は、「この子の命だけは見逃して欲しい。」と頼む。

「その子もばっさりやってくれと頼まれてやって来たんだ。」と答える源太に観念する花房。

源太が幾度となく刀を振りかざそうとすると、その都度、乳飲み子が泣き出す。

「出来ねえ。」と刀を下ろし、目の治療にと前金に貰っていた五両を手渡す源太。

「源太殿、かたじけない。」と乳飲み子を抱いて去って行く花房を見送る源太だが、そのまま春野屋一家に帰る訳にはいかないと思ったところに野良犬の鳴き声が…

その野良犬を斬り刀に血を付ける。

 

3場:春野屋一家

源太の帰りを今か今かと待つ源五郎親分とのぶえ。

源太が戻って来る。

「ばっさり斬りやした。」と話し、後金五両を手にした源太に、「今から旅に出ろ。」と言う源五郎親分。

源五郎親分が、「置いて行け。」と言う刀とのぶえが、「お脱ぎよ。」と言う着物に、「血で呪われている。」と難癖付け、刀と着物、後金の五両を手にし春野屋一家を後にする源太。

 

4場:旅籠屋

勘定書きを見せる若い衆に、「女将を呼んできてほしい。」と言う男。

いぶかる若い衆に一両を握らせる。

やって来た女将ののぶえに、「この家の主人にお金を貸しているんだ。五十両の貸しがある。」と言い、源五郎親分も呼ぶ。

源五郎親分がやって来る。

「借りた覚えはない。」と刃物をちらつかせる源五郎親分だったが、男を見て驚く。

目が見えるようになり、間男成敗にやって来た花房だった。

そこへ、源太が現れる。

「生きているじゃないか!裏切りやがったな。」と怒る源五郎親分に、「表返ったたんだ!」と言う源太。

刃物沙汰の末、無事、間男成敗を果たした花房に、源太は、「無事、間男成敗おめでとうございます。」と言う。

先に国へ帰っている子供の許へ向かう花房。

 

 

口上挨拶

おおみ達磨座長

 

②へ続く…