⑮より続き…
順不同になりましたが…
2部 お芝居 種子島大作
他劇団では、「悪人」。
*配役*
種子島大作*天海翔さん
毒玉お藤*天海翼若座長
大岡越前*三代目澤村謙之介座長
吉田三五郎*新海輝龍さん
海野義和*澤村一也さん
捕り手*澤村一也さん
捕り手*天海琴音さん
捕り手*天海安寿さん
伊勢屋
主人*澤村一也さん
兄 新吉*天海琴音さん
弟 春吉*天海未来さん
*あらすじ*
1幕:伊勢屋
腰が痛いと言う伊勢屋の主人である父の為に、按摩を呼びに行く春吉。
春吉に連れられやって来た按摩は、「今から三年前、昔は大工仕事をしていました。焚火で芋を焼いていたら、火が弾けて目に入り、一寸先も見えない目無し鳥になりました。」と按摩をしている訳を話す。
主人が寝入ったところで、見えないはずの目が開き、奥の部屋へ行こうとする按摩。
気配に目を覚ました主人が、「何処へ行きなさるのですか。」と尋ねると、按摩は、「俺の稼業は…」と言い指を曲げ、主人の止めを刺す。
春吉がその光景を目撃する。
2幕:伊勢屋主人の墓前
春吉が墓参りをしているところへ、兄の新吉がやって来る。
「今日月の二十三日、按摩風体の男」に心当たりのある新吉は、春吉を先に帰らせる。
やって来た種子島大作に、「今日月の二十三日、伊勢屋に押し入っていないか。」と尋ねると、「金を盗り損ねた。」と答える大作。
「その伊勢屋と言うのは俺のとっつぁんなんだ。これが、俺のとっつぁんの墓なんだ。この稼業から足を洗って欲しい。」と頼む新吉だが、大作は、「次は、大黒屋と言うお店に押し入ろうと思うんだ。」と聞く耳もたない。
二人が争っているところへ、お藤がやって来て、六連発で新吉を打ち殺す。
3幕:雪降る辻堂前
三七二十一日目、凶賊両名が捕まらなければ、切腹の身の大岡越前。
手掛かりひとつなく焦る大岡越前の配下の吉田三五郎。
役人仲間の海野義和がやって来る。
事も有ろうか、海野は、吉田三五郎の十手を取り上げたうえに、額まで割って、その場を去って行く。
「十手が無ければ、凶賊両名、召し捕る事が出来ない。」と肩を落とす吉田三五郎。
大岡越前がやって来る。
額の傷、十手の事を尋ねる大岡越前に、海野義和の事は押し黙る吉田三五郎。
「余の十手をつかわそう。」と言い、吉田三五郎に十手を差し出す大岡越前。
そして、「俺は、お前を信じているぞ。」と言うと、番所へ向かう。
女がやって来る。
「何処へ行くのか?名は?生業は?歳は?」と尋ねる吉田三五郎に、「深川へ参ります。名はお吉。生業は大丸屋で女中をしております。歳は二十と四。」と答える女。
もう一度、尋ねられ、「深川へ参ります。名はお吉。生業は伊勢屋で女中をしております。」と答えた女を、吉田三五郎はお藤と見抜く。
そこへ割って入った男にも尋ねる吉田三五郎に、「浅草へ。生業はただの素浪人。名はとうの昔に捨てまして。」と答える男。
「貴様こそ、今、世情を騒がす種子島大作であろう。」と言う吉田三五郎。
吉田三五郎と種子島大作は、壮絶な一騎打ちの末、二人とも気を失う。
大岡越前がやって来る。
気を失っている吉田三五郎に、「吉田三五郎、大作が逃げたぞ。」と声を掛けると、気を戻し、「待て。待て。」と追い掛けようとする吉田三五郎だが、縄の先には、種子島大作が倒れていた。
「種子島大作、召し捕った。」と捕り声を上げる吉田三五郎。
大岡越前は、「二十一日間、逃げ通せたのには、誰か後ろ盾がいたはずだ。その名を言うてみろ。」と種子島大作に尋ねる。
種子島大作が、「海野義和。」と答えるや否や、「吉田、構わぬ。斬り捨てい。」との大岡越前の指示通り、海野義和を斬り、「種子島大作、毒玉お藤、この吉田三五郎が召し捕った。きりきり立てい。」と捕り声を上げる。
父と兄を殺された春吉が現れ、種子島大作の頬を打つ。
種子島大作と毒玉お藤は、吉田三五郎に曳かれて行く。
冒頭の伊勢屋の場面で、ショー用のライトがそのまま状態だったのが、とても気になりました、
種子島大作と吉田三五郎の一騎打ちの場面は、スピードも迫力もあり、客席からは、何度も拍手が沸きました。
口上挨拶
種子島大作役の天海翔さん
天海未来さん
最後、春吉に頬を打たれる種子島大作。
思いっきり叩いて良いと言ったそうですが…
翔兄ちゃんの汗が嫌だったみたい
羽二重頭の澤村一也さん
後半は、お三方のトークショー
新海輝龍さん
天海未来さん
天海翼若座長
この日は、1部:お芝居、2部:ショーの構成で、2部のラストショー終演後、約5分程の休憩の後、ワンコインショーをされると…
そのワンコインショーの後に、送り出しをされると言う事でしたが、私は、2部のショー終演後、帰宅致しました。
なので、送り出しのお写真はありません。