①より続き…

 

順不同になりましたが…

 

2部 お芝居 春雨傘

*配役*

お店

御隠居 やちぶさかおる*都若丸座長

息子 光太郎*都舞斗さん

光太郎の女房 おすえ*城月ひかるさん

番頭*キャプテン都城太郎さん

使用人 せいやん*都星矢花形

使用人*あきらさん・都英樹さん・都紗助さん・都颯貴さん・都ゆかりさん・都晴香さん・都蘭香さん・松永さん・山田さん

 

おすえの父 茂兵衛*都剛副座長

飛脚*都雅輝さん

 

 

*あらすじ*

1幕1場:お店

御隠居の留守中に、おすえの父の茂兵衛が、「村祭りの神輿の修理代三両を、貸してほしい。」とやって来る。

おすえは、「店のお金ではなく、貯めたお金。」と言い、三両を手渡す。

そして、光太郎とおすえと茂兵衛の三人で、一緒にご飯を食べる事になり、茂兵衛は、裏から回って、おすえたちの部屋へ向かう。

御隠居が帰って来る。

誰も迎えに出て来ず、おすえを呼び付ける御隠居。

おすえが持って来たお茶の茶柱を、材木が入ってるとなじり、「肩が凝った。」と言い、肩を揉ますが揉み方が気に入らないとなじる。

「お出迎えはでけへん。お茶は入れられへん。あんまはでけへん。」と言い、座布団で、おすえを叩く御隠居。

茂兵衛がやって来て、御隠居とひと騒動起きる。

光太郎が帰って来るが、騒動は収まらない。

 

「このままでは、ごりょうはんが可哀想。」と、番頭とせいやんが、一芝居打つ事にする。

丹波の山奥に、御隠居の両親が健在で、「お父はんが死んだ。」と言えば、御隠居はすぐさま、丹波へ向かう筈…

番頭とせいやんから、「お父はんが死んだ。」と聞かされ、御隠居が、丹波へ向かおうとした時、飛脚がやって来て、丹波からの手紙が届く。

番頭とせいやんの嘘がばれてしまう。

 

御隠居が、荷物をまとめて出て行こうとする。

使用人たちは、喜んで見送ろうとしているところへ、おすえが止めに入る。

「お母はんが出て行くと言うなら、このうちが出て行きます。」と言うおすえに、してやったりの御隠居。

 

おすえに、「必ず、迎えに行く。待っといてくれ。」と言う光太郎。

「おすえは、連れて帰る。その代わり、この子の事は、忘れんといてやってや。」と言う茂兵衛。

茂兵衛とおすえが、村へ帰ろうとすると、雨が降り出す。

おすえの涙に、「丁度ええ。雨か涙かわからへん。」と言う茂兵衛。

「何もでけへんわしやから、せめて、わしが差し出すこの春雨傘、差して行きなはれ。」と、傘を差しだす光太郎。

その傘を差し、泣き泣き帰ろうとするおすえ。

御隠居が、「ごめんなさい。ごめんなさい。」と言いやって来る。

「今までは、御隠居はん、御隠居はんと言ってくれていた皆が、今では、ごりょうはん、ごりょうはん。寂しかったんや。やきもち妬いて、当たってたんや。今までの事は堪忍や。」と詫びる御隠居。

 

寂しいと言う御隠居に、茂兵衛と茶飲み友達になる事を勧める番頭たち。

まんざらでもなさそうな御隠居と茂兵衛。

八方丸く、目出度し目出度し。

 

 

都若丸劇団版の「意地悪婆さん」

どの劇団さんの「意地悪婆さん」も、大笑いしますが、都若丸劇団版は、大笑いが止まらない。

若丸座長のやる事なす事に、一時も目を離す事が出来ませんニコニコ

 

御隠居さんの名前は、八千草薫ではなく、八乳房薫。

最後、御隠居さんが化粧直しをするのですが…

顔に八つの乳房が描かれていました爆笑

 

おしまい