首を痛めて気づいたこと | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。

こんにちは。


忘年会だ、クリスマスパーティーだが、

続く今日この頃ですが、

実は11月20日に研修講師をしていたときに

首を痛めました。


仕事やイベントの合間を縫って、

行ける限り整骨院に通っています。


「ぎっくり首」と言われました。


まあ、11月20日にはっきりとした症状が出ただけで、

長い間の体の凝りが一気に首に出た模様です。


最初の1週間ぐらいシップをしても、

タイガーバームを塗っても、風呂にゆっくり入っても、

疲れが原因かもとたくさん寝ても全然治りませんでした。


そして、首だけでなく、動くと後頭部が痛かったり、

生活や仕事に大いに支障が出る状況で「さすがにまずい」と

何か専門家に診てもらおうと思い検討しました。


でも、何が原因なのかもわからないので、

どこに行っていいかがわからない日々が続きました。


整形外科か、接骨院か、整骨院か、外科か、

普通のマッサージか、鍼灸師か。

はたまた、後頭部も痛かったりするので、

何かの病気かもと考え、

内科・脳外科、脳神経外科、首だからリンパ腺を診てもらえるところか。

など、全然わからないのです。


結局、ネットで色々調べておそらく首の凝りだろうと推測し、

整骨院(=接骨院ということも判明)にとりあえず行ってみようと

考えました。

で、どこの整骨院に行くかも迷うわけですが、

通勤の通り道の中でなんとなく目立って安心感のありそうなところに

さらにネットで雰囲気とかを見て大丈夫だろう思ってから、ようやく行ってみました。


結果として、症状も凝りが原因でしたし、とてもいいところで、

今はほぼ回復しています。(右肩に重いカバンをかえるのはNGとされていますが)


今回のことで、気づいたのは、

人は何かで悩んだとき、ほんとにどこに相談していいかわからないということ。


これは、我々士業に相談する人ももっと困るんだろうなと思いました。


相続一つとっても、行政書士か、司法書士か、弁護士か、税理士か、

不動産屋か、信託銀行か、何かのコンサルか、役所かなどなど。

そして、その中でもどういう人がいいのかとか。


ほんとに全然分からないと思います。


行政書士は、あらゆる相談の窓口だと思っているので、

どんな相談が来ても、的外れでも、

勇気を持ってきてくださった方にきちんと対応し、

もし的外れなら責任を持って、別の機関を紹介しようと

あらためて思いました。


そして、ほんとにこの人・この事務所で大丈夫か。


安心して、来ていただけるように、選んでいただけるように

ホームページにしても、紙媒体の広告にしても

わかりやすく工夫する必要があると感じました。


ほんとは相談したいけど、躊躇している人も多いんだろうなと

思います。


最後にもう一つ。


今回、整骨院に行って、「毎日来なさい」と言われ、

しかも最初の数日は、全然痛いまま。

でしたが、それでも実はすごいほっとして気持ちが楽に

なっていました。


原因や解決への方法がわかったからです。


行くまでは、何か脳の病気かも、死ぬかもとかも

少しは想像しました。

不安でした。


僕のところに来るお客様も同じなんだなあって

振り返って気づきました。


相談に来ただけでは、何か手続きしたわけでもなく何も

解決していません。


でも、ほんとどうしていいかわからない状況から、

手続きのしくみがわかったり、自分の置かれている状況が把握・整理できたり

するので、来る前とは全然心境が違うのです。


来たときに「こんな相談ここでしていいのかわからないんですが・・・」と

不安そうだったお客様が、

2時間の相談を終えて帰る時にスキップこそしないものの

スキップしているかのようなすっきりした、どこかウキウキすらしているような

表情を見せる意味を体感できた気がします。


そういうことから、

相談の段階で、真剣にお話を伺い、

なんらかの方向性を示していく僕の役割はほんとに重要なんだなと

気づくことができました。


この間、プリンターや携帯も故障したり、

ほんとに踏んだり蹴ったりでしたが、

お客様に寄り添っていくにはどうすればいいか。


自分が困ったことで、大きな気づき・ヒントを得たので

ほんとに良い経験になったなあと思います。


もちろん、定期的に体をメンテナンスしていくことの大切さも。