後見人が変われば社会も変わる! | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。


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こんにちは。


先週の土曜日に、障害児の子どもたちの

お楽しみ会にボランティアで参加してきました。


歌・合奏・ダンス・劇・司会などを

完璧じゃなくったって、堂々と楽しみながら

やっている姿に感動しました。


また、木曜日には、

僕の所属しているNPOで

成年後見の先駆者的存在である社会福祉協議会の

方に講演をしていただきました。


とても熱い思いのこもった講演で、

ご本人に寄り添う後見人の必要性を感じ、

気合を入れなおしていただいた気がします。


そんなこともあり、益々力を入れていきたい

成年後見ですが、

一般の方に説明するのに

なんて表現して、どうイメージしてもらえば

いいかずっと考えていて最近考えがまとまりました。


僕の定義する成年後見人とは、

認知症や障害者の方が生き生きとした生活をできるようにサポートする人」です。


多少不正確な表現かもしれませんが、

ご本人が生き生きした生活をするために

お金を管理して、必要なことに使い、

生き生きした生活ができるように、

老人ホームと契約したり、介護の職員の方と話し合いを

したり。


すべては、ご本人の意思をできる限り尊重し、

生き生きとした生活ができるようにするための活動なのです。


ただ単に、通帳を預かっているとか、

お金がないから家を売って、預貯金を作り、施設費用は引き落としで

終わり!とかじゃないのです。


現状、それでも裁判所には怒られないかもしれませんし、

それが後見人だと思っている法律関係者も多いようですが、

そんなんじゃダメだと、

先述した講演会や、輝いている障害児を見たりして

今まで以上に感じました。


なにしろ、多くの方はいわゆる健常者に比べれば、

自分の気持ちを他者に伝えにくい状態の方々です。


それを後見人が代弁していく必要があります。


最近訪問している施設でも

殴る・蹴るこそしていないけれど

その対応は虐待じゃないかと思うような言動や行動をしている

介護職員もいます。


もし、そういう対応をされていたら、

後見人が指摘したり、要望を出したりして変えていかなきゃいけないと

感じます。


後見人の私と、介護職員で相談を重ね、

日々生活を改善していっている方もいます。


これが、もし後見人が、

「私はお金管理しているだけなので、テキトーでいいです」と

言ってしまったら、介護の職員の方々ももしかしたら今ほどのケアを

してくださらなかったかもしれませんし、またご本人のSOSに気付かなかった

かもしれません。


だから、ほんとに最近思うのです。


後見人の果たす役割は想像以上に重要で、

後見人が変われば、社会が変わる」と。


具体的には、

例えば、

後見人が変われば、介護が変わる。(虐待とかもできない)

後見人が変われば、地域が変わる。(後見人とうまく連携をとり本人を見守ったりする)

後見人が変われば、金融機関も変わる。(認知症かもしれない人に

怪しい投資話とかもちかけなくなるでしょう)

後見人が変われば、詐欺師も変わる(もうお年寄りをターゲットにはできない)

後見人が変われば、会社も変わる(障害者を積極的に雇用するなど)

後見人が変われば、医者も家族も、いろんな人が変わると思います。


なので、大げさに言えば、

後見人が変われば社会が変わる」のです。


大変なことも、失敗したなあってことも

色々ありますが、そういう思いを持ち、実現するべく

これからも成年後見に携わっていきたいと思います。



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