こんばんは。
ここのところの暑さも
影響してか、問い合わせが
なくなってしまっている今日この頃。
こういう時期にどうやってコンスタントに
仕事をとるかが今後の課題と
なってきそうです。
さて、最近は後見人としての業務であったり、
相談だったり、認知症になる前に
任意後見契約というのを結んで対策を
練る人のサポートをしたり、
成年後見(判断能力の不十分な人の財産管理など)
に関わらない日は
ないような状態です。
で、この制度、特に任意後見なんて
わかりにくさ100%で、お客さんに
説明するのも大変ですし、
まだまだマイナーな制度です。
なので、世間でも
一般向けのセミナーとかが
行なわれて認知度をあげようと
してるわけです。
しかし、
一番普及すべきなのは
高齢者でも、その家族でも、
知的障害者やその家族でも
精神障害の人でもないと
強く感じています。
そこで、成年後見制度を普及すべき場所第1位
発表です。
栄えある第1位は、
金融機関の職員(保険の窓口含む)
ダントツです。
おめでとうございます(笑)
なぜなら、成年後見制度を利用する必要性は、
特に、自分で財産管理をできなくなった人のサポートを
することに重点があるからです。
正直、数万円であれば、その人の暗証番号を知ってる
家族がATMで引き出すことも不可能ではありません。
しかし、多額の金額を引きだしたり、口座を作ったり、
解約したりは、本人じゃないとできないことがほとんどです。
そこで、後見人が本人の代わりにやるのです。
なのに、いざ後見人が金融機関の窓口にいくと
全然制度の趣旨や知識のない職員ばかりで、
本部に聞きながらガチガチのマニュアル通りの
受け答えで対応しているところが多いです。
便利になるために後見人をつけたのに
やたら不便です。
民法の原則と実際の窓口での運用も違います。
家庭裁判所のお墨付きがあるのに
「本人はサインできないんですか?」
とか、
「本人の保険証で身分確認を」とか
もはや、家庭裁判所でわざわざ
手間をかけて後見人を選んだ意味が
ないような対応をするところもあります。
本人が自分でできないから
本人がサインしたりしなくて
いいように後見人をつけたというのに。
後ろの方で、
ふんぞり返ってるエリートさんや
ヘラヘラしてる感じの受付嬢とか
たくさんいますが(もちろん、きちんとしてる方もいます)
そんな時間があったら
「民法の原則から勉強しろ」と
言いたくなる今日この頃です。
投資や資産運用については
きっと研究熱心なのでしょうが(笑)
で、僕は慣れてきましたし、
仕事でやってますし、
さらに変なことを言われても
法的な説明とかできるから
いいのですが、
大変なのは
家族で後見人になっている方々です。
本人に内緒で勝手にお金を
引き出して勝手に使ったりせず、
本人の利益のために
きちんと法的に後見人として
お金を管理しようとしてる人達です。
なのに、窓口に行って
「本人がいないとダメ」とか
理不尽なことを言われ、
待たされたりしたら
せっかく適正な手続きを踏んでいるのに
気の毒です。
金融機関がもたもたしていたら
結局
「後見人なんてめんどくさい」という
ことになり、
一般の人は
なんとか不正でもいいから
カードで引き出しちゃえとか
本人になりすまして
スルーしてもらおうとか
考えざるえを得なくなってしまいます。
挙句の果てに
認知症の人などの利益が
害されかねません。
ということで、
金融機関がきちんと
対応できるようにならないと
使う場所がなくて
普及しなかった2,000円札の
ごとく、
成年後見制度も普及しにくい
だろうと思います。
また、高齢者が増える中で
後見制度にきちんと対応できる
金融機関が信頼を得て
生き残っていくとも思うので
金融機関の職員の意識向上が
大事だと思います。
第2位と3位もあるのですが、
第1位だけでヒートアップしたので
続きは、また近々。
来年度の発表では、
金融機関がランクインしないことを
願いつつ(笑)
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