「わたし」を活かし、「わたし」を生きる。
占星術のことや
心から幸せな人生を送るヒントを
お伝えしています。
星詠み師の
七星水紀（ななほしみき）です。
「アスペクトのオーブって
どこまでとったらいいんだろう？」
そんなふうに
悩んでいる人はいませんか？
人によって
「広くとるよ」という人もいれば
「広くとると正しい図形でなくなってしまうから
あまり広げない」
「基本的に6度くらいまではみるけど
トランスサタニアンが絡むときはタイトに読む」
など本当に人それぞれ。
結局のところ
自分でいろいろ試してみて
しっくりくるところを選んでいけばいいのだけど
自分の鑑定の軸が定まるまでは
「どうすべきだろう？」って
悩むこともあると思うんです。
そんな方に向けて
今回の投稿では
アスペクトのオーブはどこまでとると良いのか
書いていこうと思います。
わたしが占星術を教わっている先生は
オーブは広めにとっても良いというお考えで
最初のうちは
アスペクトに慣れるためにも
オーブ10度くらいはとりあえず読んでみる
でやっていました。
たとえば
わたしのホロスコープの月は
冥王星とスクエア（90度）で
オーブは限りなく10度に近い。
太陽や月が
トランスサタニアンと絡む場合は
「広くても3度まで」とされている方からすれば
冥王星と10度のオーブは論外だと思います。
だけど
オーブ10度で読んでみると
意外と納得できることが多くて
オーブは広めに取っても問題ないと感じました。
なのですが
わたしの月は冥王星以外のアスペクトがないので
オーブが広いからとスクエアを外してしまうと
ノーアスペクトの状態に。
ノーアスペクトも特徴ある状態なので
他の方にホロスコープを鑑定していただくとほぼ100%
オーブ広めのスクエアではなく
ノーアスペクトで月を読まれます。
2つのアスペクトを
簡単にまとめると、
★月と冥王星のスクエア
90度はよくわからない角度。
まっすぐ進んでいきたいと思っているのに
突然横から訳のわからないエネルギーが
飛び込んでくる。
だから葛藤や緊張が生まれる。
そして
月は冥王星から1番遠いので
冥王星の影響をかなり強烈に受けるイメージ。
自分の本心がわからくなったり。
突然感情の浮き沈みが激しくなったり。
嫉妬心が強くなったり。
感情のコントロールが難しいイメージ。
★ノーアスペクト
ブレーキをかけてくれる天体がない。
つまり制御するものはない。
支え合うものがない。
どちらかというとネガティブな方向で
月の星座の気質が強く出る。
自分に正直に生きているイメージ。
こうやって
2つの特徴を並べてみると
それぞれ違ったものに 思えるけれど
突き詰めていくと
どちらも感情のコントロールが
難しくなるということです。
わたしの月は獅子座なのですが
これを具体的な事例で考えてみると
わたしは子どもの頃
仲の良い子が他の人と仲良くしていると
表には出さないけど
心の中ではものすごく
嫉妬してしまうところがあって。
これを月と冥王星スクエアで読むと
獅子座の
「自分を見てほしい」「認めてほしい」気持ちが
冥王星のエネルギーによって強く出てしまった。
友達が
自分を見てくれるか見てくれないか、
0か100かで捉えてしまって
それが激しい嫉妬につながってしまった。
ざっくりと
そんなふうに見ることができます。
ノーアスペクトで読むと
月の欲求に
ブレーキをかけてくれるものがない。
獅子座の承認欲求が暴走してしまって
嫉妬心につながったとなります。
スクエアかノーアスペクトかだけで考えると
どちらを採用すべきか迷ってしまうけど
具体的な事例で考えてみると
どちらを選んでも
たいして変わらないと思えるはず。
大切なのは
アスペクトのオーブをどのくらいにしようかと
悩んで立ち止まることではなくて、
自分の鑑定の軸が見つかるまでは
オーブを広くとる場合
とらない場合の両方を読んでみたりして、
とにかくたくさん
ホロスコープを読んでみることだと思っています
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました💕