中山昌亮のカタコト語り -275ページ目
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フラグマン

前日のブログに『この作品は僕自身も楽しんで描きました…』と言う様な内容の事を記載しました。
要因として、良いキャラ・良い物語に巡り逢えたのは勿論なんですが、今回この作品からアシスタントをお願いせずにホボ独りで仕上げたのも、楽しかった1つの要因だと思います。
背景に4~5点のストック原稿を使用した他は、ベタ・トーン・ゴム掛け・ホワイトに至るまで自分の手でやるのは、ショートの作品を除き尺の長いストーリー物の連載では…恐らく15年振りだと思います。
何だか投稿していた頃を思いだして、しみじみ楽しかったなぁ…
まぁ、いくら楽しかったとは言えこれから先もこの仕事量で行くワケにも行かないので、追々スタッフ募集をかけて行こうとは思いますけど、状況が許すならば後半年程はこの体制でやってみたいなぁ…などと無茶な夢想を抱いて居ります。

少なくとも何本かあるショート物は、この先も独りでやって行きたいんですけどね…どうでしょう?関係各位様。
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ブログ開設。

四月アタマから活動拠点を東京から故郷の北海道に移し、気付けばもう二ヶ月が過ぎました。
今月12日から新連載も始まる事だし、世間の隅っこでチマチマながら宣伝らしき事でも…と、始めてみました。

さてビッグコミックオリジナル七月増刊号から始まりました[フラグマン]
もし手に取って楽しんで戴けた方がいらっしゃいましたら幸いです。
僕自身も楽しんで描きましたし、何より物語に未来を予感させるキャラクターとの出会いに、相当興奮して居ます。
これからも読者の皆さんとこの物語を一緒に楽しんでいけたら、無上の喜びです。
以後宜しくお願い致します。

これからの小学館以外の仕事の予定についてですが、リイド社刊の戦国武将列伝にて企画コーナーのSC-1グランプリの二回戦が6月の26日、三回戦が8月の26日にそれぞれ発売予定です。
三回戦のお題は未だ戴いておりません。
公平を期す為との事で、作家もお題発表を読者の皆さんと同時に、雑誌内の発表で知る…と言うシステムになっております。
この企画は、掛け値無しにガチンコなので緊張しますが、現在四人の作家だけでやってるところを、もっと多くの作家さんに参戦して戴ける様、面白いムーヴメントとして盛り上がれる様、更に真剣勝負であたりたいと思っています。

それとお盆前後の企画として、竹書房の近代麻雀にオムニバスのホラーを描きます。
更に週刊少年チャンピオンにも、お盆過ぎに三週のみ、不安の種が期間限定で復活する予定になっております。

去年一年間は体調不良で休んでしまったので、その間に角川書店さんのチャージが休刊になり、掲載していた[迷子マン]も尻切れトンボに終わり、[泣く侍]も後残り五話を残して中断したままで心苦しく、只々申し訳ありません。
泣く侍に関しましては、プロットも最終回までガッチリと出来上がっていますので、必ず着地させます。
時期は確約出来ませんが、必ず良いラストをお約束致しますので、『泣く侍』の続きを待ってて下さっている読者の方は、申し訳ありませんが、今暫くの間お待ち下さい。
遠からず続報をお持ち致します。

では今日のところはこの辺りで。
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