ナグです。
Primaria☆Stone ブログの方では、『女神イナナの一斉ヒーリング』行っています。
4月8日24時まで、受け取り可能期間です。よろしくお願い致します。
（上記一斉ヒーリングは終了しました。）
今年に入ってから、毎週末はブログでの一斉ヒーリングを継続しています。
私たち人間は、「肉体、精神体、霊体」という、３つの“体”の折り重なった存在です。
何年か前に、WHO（世界保健機構）による「健康の定義」への提案があったようです。
(※調べてみたら、1998年に提案がなされているものの、
現在でも「健康の定義」については1948年の世界保健機関憲章前文の定義が
使われているそうです。）
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。（日本WHO協会訳）
これに対して、1998年の提案では、
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
太字の dynamic 及び spiritual が加えられたんですね。賛成多数ではありますが、完全に「健康の定義」として批准されるまでは、まだ少し掛かりそうな感じではありました。
が・・・。
霊的に健康である。というのは、どういうことなんでしょうね。
もちろん、私はスピリチュアルな事柄に携わっていますし、SAM前世療法士として霊的な側面から、様々な人の体験や悩み、人生に関わる立場でもあります。その経験的な観点から、“ヒーリング”（いわゆる霊的な働きかけによる癒し）と“前世療法”はとても、相性がよく、また相互作用が起こることを実感しています。
以前のブログにも、何度か紹介していますが、「Healing」（癒し)の本質的な意味、ということで、私が常に自分のヒーリングや催眠療法の前提として、心に留めているものに、ギリシャ語の“holos” と言う言葉があります。
英語の“Heal”の語源となっている言葉で、「全体の（whole)」「完全な姿」という意味を持ちます。また、holosには「聖なるもの（holy）」という意味もあります。
そういう意味で、ヒーリングや前世療法は「体を治す」ものではなく、「気持ちを落ち着かせる」ものでもなく、そういった身体的な治癒、精神的な治癒というものは、『本来あるべき姿、全体性に基づいた姿、聖なる姿』に立ち返ることができた結果、付随して現れるものだと、私は捉えています。
SAM前世療法の作業仮説においては、「魂のミラーボール仮説」というものがありますが、セッションを重ねていく中で、そして、私たちのガイドのMやJの導きを通して、「魂の表層にいる前世人格」の魂的な傷、というよりは、魂の表層にいる前世人格の生きていた当時の自我の残渣、という印象を感じてきています。
現世の人格にとっては、問題の原因であっても、当時の前世人格にとっては“癒しそのものが必要だとは思っていない”体験、というものもあるんですね。このようなケースでは、前世人格にヒーリングを申し出ても「必要ない」と却下されたりします。
時代のギャップといいましょうか。
あるいは現世を生きる者の体験的なあるいは積み上げてきた霊的な知識や体験と、前世人格の生活してきた時代背景による体験や知識、経験のなかでの開きが大きい場合、双方の（現世と前世の人格）対話による相互の理解が成立してきて、その後魂へのスピリットヒーリングが可能になってくるケースがあります。
本人（前世人格）が必要としていないことは、いくら催眠状態で呼び出しても受け取ってくれない。
ということですね。
現世のものに対してだけの意図（例えば、現世の人を癒すためだけ）で、ヒーリングを相手（前世人格）に行う、ということは「前世人格の否定」でもありますから、真の意味での「ヒーリング」につながらないと考えています。
あなたが癒されるとき、それは、あなたが受け入れられたと感じた時だから。