間違い/正しさ“間違い”とは、ある選択が適切ではない、求める目的に対して機能しない、ということであって、「悪」ではない。“正しさ”とは、ある選択が適切である、求める目的に対して機能している、ということであって、「善」であるとは限らない。求めるものが違うそれぞれの個人においては、当然のことながら“正しさ”もそれぞれにある。何が「善」であるか?と問うならば、根拠を必要としない“自明の正しさ”こそが善なるものだ。