昔、住んでいたこともあり、懐かしくキョロキョロ。立ち止まっては、感慨深げ、、、
雑多なのに、妙なまとまりがあって、心地よい。
そんななか、前から気になっていた一軒のカレー屋へ。
おいしいと評判のお店である。
満席でにぎわっている。
働きにくそうな狭い店、無愛想なマスター(笑)、
食器置き場に、あきらかに読んでいなそうな本が積みあがっている。
ただでさえ狭いのだから、有効活用しようよ!
つっこみどころ満載なのだ。そんななかで一番つっこみたかったのは、値段である。
メニューをみると、カレー1,085円。なんとも中途半端だな~と思いつつ、
注文。待っている間は、家賃、従業員の人数、
席数、客の回転率、客単価、原価など想像しつつ、
店の営業利益を勝手に計算していると、目の前にカレー登場

おいし~い!! その瞬間
富良野のスキー場近くにある、
森の時計という喫茶店で食べたカレーの味と、そのときの風景がよみがえった。
静けさにつつまれ、大きな窓からは、しんしんとふる雪と存在を主張している木々。
騒がしい店内の中、一人異空間にいる気分だった。
音楽で昔を思い出すのは、しょっちゅうあるが、食べ物で思い出すのは
私にとっては珍しい。
男性が母親の味を好む理由がわかる気がした。
母親の味で、昔の懐かしい、毎日がわくわく楽しかった子供時代を
思い出し、心地よくなれたとしたら。。。超・超安全な麻薬じゃん。(今、話題なものでついつい)
楽しみな時間も終わり、お会計へ。
思わず、「あっ」と言ってしまった。
おつりの中の、5円に赤いリボンがついていた。
も・もしやそのための、1,085円???
マスター、ニヤリ。
く~、なんともこじゃれた演出を。
でも、1,095円でもいいじゃんと、思ってしまう私であった。

