久しぶりのブログになります。
自分自身の事柄について進んで行こうと思っていた矢先の出来事です。
以前から少し痛みがあると訴える母親の様子を目の当たりにしていました。
何かがおかしい気がする。
看護師の直観ともいえる鈍い感触が脳裏に経験という事を思い出し作業と同時に、身内だと冷静に判断しにくさと感情が板挟みになるような、そんな感触に近い気持ちが襲う。
ですが、これは急がなければ取返しのつかない事になれば、更に困るのは母親だろう。
そう思い直ぐに行動しました。
すると、思わしくない結果が戻りました。
母親からしてみても、信じられない出来事を突然突き付けられたような気持ちであっただろうと思います。
そんな矢先に、父親も、職場で検診を受けるようにと、軽い気持ちで受けた結果が思わしくありません。
結果、両親ともにガンでした。
母親を優先させたことも、医療従事者の直観でした。
同じ病院へまとめて入れる方がいいであろう。
そう、ドクターが親身になり紹介状を書いてくださり、急ぎで治療となり、二人同時に入院をすることも、しばしばです。
桜を感じられるお花見を観ていても、しばらく呆然とした時間と、付き添いでの時間とで、とてもショックを受けました。
何もする気力が湧かないよ。
誰にも相談できる人がいないよ。
そう思っていましたが、叔父や叔母、弟に、これからの事だけれど、混乱をしたり、話のすれ違いにならないように、共有しながら乗り越えられる方向へ向けたいと意思を伝えられました。
協力的で、弟のおかげで、両親も助かる結果になりました。
悲しんでばかりいられないので、
これから残る人生を後悔せずに、いきいきとご機嫌に楽しく良かったと思えるように、過ごせるよう、気持ちの表出を図ってみたり、思い出作りを楽しむ時間を、できるだけ持てるようにしたいと思います。
そんな中でも、これから、自分自身のことや、息子のことを支えるために前へ進んで行かなければならないのですが、
少し休息をする大切さも身に染みて分かりました。
焦ってしまえば、空回りのように体力が消耗してしまいます。
これからも、精一杯頑張れるように、見守って頂けると嬉しいです。
読んでくださったかたへ伝えたいことがあります。
人はいつ、どこで、どんな風になるか未来に予測が付きません。
できるだけ素直に素敵な言葉を伝えて入れる方が、人は後悔しにくい様子です。
数多い患者様からも教わりました。
悔いや後悔が残ると、今を楽しむことも、亡くなってから、後悔が続くのかと思えば人生も苦しくなりますが、
色々なこともあったけれど、悔いのない人生にできるよう努力ができたこと。
これからも、ずっと大切に思う気持ちを届けていてください。
すると、必ず言葉は届くので、それをフッと思い出して励みとして少し前に歩けるようになれた。
など、「言葉からイメージ付いたキッカケ」が深く届く頃合いがあります。
思い出せて出来たんだ。 という励みとして行動できる方もいらっしゃいます。
無理に笑わなくてもいいんです。
家族でしたら、本音を語り合える貴重な時間でもあります。
すると、絆の強さをより身近に感じて貰える存在であれば、とても大きなギフトとして互いの有難うという感謝が表面化します。
すると、思いもよらない時間を頂けるように、少しの間でも、長く楽しむ時間が保てる方もいらっしゃいます。
決してあきらめず、大切なことは大事にしながら、「生きる」大切さを共に乗り越えていけるような時間が持てたら一生心の中で互いに「生きた」時間を共有することが出来ます。
変わりになれない苦悩や苦しみがあるなかでも、
そうして、私たちに、学びをくださっているように懸命に生きる方は、美しいと感じさせられます。
来年度も、綺麗な桜をみることが出来るのかな?
そんな事を考えると、涙があふれるような気持ちになることもありますが、
綺麗な桜の蕾から、花が咲く年月を頑張っているんだと感じることもできます。
両親に、沢山の感謝を伝え届けていけるようにしたいと思います。