3月は新宿はなみち劇場の公演が

大川良太郎&嵐山瞳太郎 両座長の劇団合同公演

 

そこへ、我らのTEB小泉たつみ座長がゲスト出演!!

 

お芝居は

 

”伝八酒”

 

昼夜分けて、前編・後編だそうな

 

私は知らなかったけど、知っている人は知っている芝居の演目だそうで

前・後編と分けて演じる芝居でも、ないそうな・・・

まぁ、私としては芝居がどうあれ、たつみ座長の舞踊がソロで4回も見られるなんて

ただ、ひたすら美味しいだけ~~キャ~ハハハハ💓💓💓

 

 

お芝居で、たつみ座長の役は、な~んと『役者』

バッチリお似合いの役者髷に、やや長めの羽織と着流し姿

実に色っぽいですわ~こう言う姿は特に!

 

 

芝居の内容は

老舗淀屋の若旦那(大川良太郎)が、連日酒浸りで、借金だらけ

妹の「おやえ」が、借金取りの銭屋に催促されて困り果てて居る所を

子供の頃、淀屋の主人に助けられ、現在は役者になった中村小三郎(たつみ座長)が

肩代わりしてやるのだが、若旦那の借金には焼け石に水

 

 

番頭や、小役者とき(瞳太郎座長)が知恵を絞り、何とか若旦那を立ち直らせる事は出来まいか・・と相談するものの

 

「新宿でホストに売ったらどうだ?あの顔ならイケるだろう」

などと、ロクなアイデアは出ない。

 

※ 銭屋のバアサン役の要さんと言う方、小泉たつみ座長の大ファンなのかな?

  見ている限りでは、相当な公私混同・職権乱用(笑)で、止まるところを知らな 

  い騒ぎっぷり。

  

  例えば、「中村小三郎と言う役者です」と、言えば

  「ヒェエエエェ~~~!!貴方が、貴方があの、小泉たつみ!!ギャアアア~~

   ステキィイイイイィィーーーー!!!ギャ~~ギャアア~~ギャァアア~」

 

お笑いピン芸人の「やすこ」って居ますねぇ、あの声にそっくりで、

いやはや、耳をつんざくような、凄まじい声で、悪いんですが、頭が割れそう

耳から頭にかけて裂けそう(笑)

 

 小三郎が「借金の50両は、これで」と、切り餅(25両に包まれた小判)を

 2つ手渡そうとすると、たつみ座長の手をしっかり、しっかりと握りしめた様だ。

 

「小判でなく、私の手を握っている・・・」と、たつみ座長

 

そして、ギャ~~ギャ~~ヒィイィ~~たつみ座長だぁああ~~~!!ギャアアアアアア!!

 

全然,面白くない。

はっきり言って、芝居が停滞しているだけ。

 

花道側の客席に降りて、悪ふざけが延々と続く

遂には良太郎座長と一緒に、可笑しくもない事を延々と

(はい?そうです、私もお返しに毒舌で書いております)

 

 

まぁ~

こう言う事で、長引かせて前・後編にしたんですね?そう言うこっちゃ~

 

大幅に省略するとして、

 

ダラシのなさを叱咤した小三郎は、若旦那を履き物で叩き、額割り!

これには、さすがに目が覚めた・・いや、酒が覚めた!

そして、逆ギレ

 

「いつかオレが返り咲いたらお前に、この額割りを返すからな!!」と若旦那

 

「いつでも、受けよう」と、毅然とした小三郎

 

~~~~~~~~~~~~~~

そして、偉そうに言ったって何の手立てもない若旦那は、「オレ、死んじゃお~~」と決心するが妹に止められた所で、まとまった金を拾う。

銭屋のバアサンが落とした巾着だった。

 

それをネコババして・・・「これで身を立てよう!!」

 

ここで前編は終わります。

 

 

良太郎座長がいると、全面的に写真撮影は禁止なんですよね~

ゲスト位 撮らせろや~

でも、駄目は駄目

 

芝居~舞踊~お見送りもアウトなんだとさ~~(笑)

で、舞踊になりました

 

1曲目は

 

”会いたいよ”

すごくゴージャスな衣装、あれです、あれ!(^o^)

 

2曲目は、

心臓がぶっ飛びました!大好きな曲の1つ

 

”細雪” 

白地に紺の柄が入った着物着て、傘もって

髪は黒で後ろで束ね、それは長く肩の下まで垂れ下がり・・色っぽい~~!!

 

 

 

後編の芝居は、ま~~いいや~

おわかりでしょう?

 

タイトルの伝八は、小三郎が出世して伝八と言う名前になったと言う事です

 

 

老舗の店を挽回して酒屋にしたヨッパライ若旦那が素晴らしい酒を造った。

この名前は何とつけよう・・と言う所から

小三郎に会う。

 

飲ませて欲しいと言うのを頑なに断り、逆上する若旦那を必死で止めた

トキが、「あの時に拾った財布、あれは小三郎さんが、貴方の為に落としておいたんですよ!それに、新しい客がどんどん

くる様に、あちこちでこの店に来るようにと頭をさげていたのは、この伝八さん・・小三郎さんですよ」と

言い、泣いて感謝する若旦那が、銘酒の名前は『伝八酒』と付ける!と宣言

 

 

 

後編の舞踊は

 

1曲目

 

”一期一会” なぜか衣装忘れたけど、黒髪・・黒い着物だったような気が

 

2曲目は、”酒の川”

 

白か銀色の髪に、白っぽい着流しと羽織のアンサンブル

ゾクゾク、ドキドキ・・ワックワク

 

他に中舞踊で

 

”神輿かつぎ声”

 

が、ありました。三座長の粋な舞踊

 

 

後編の時は口上に、たつみ座長が登場して、お約束の(笑)マシンガントーク炸裂

終わったかと思うと、また始まり、終わり?と思うとまた始まり(笑)

これも楽しみの1つ(^o^)

 

色々と話がありましたが、中から1つ2つ・・・

 

『新宿は、こけら落としで出た公演以来なんです。初めての時は東口がどこだかもわからず・・人が多いのにびっくりしていただけだったけど、もう、この頃は自分の庭(笑)第二の故郷みたいな感覚で。人、多いよね~!!そう言えばこの間ね、新大阪もすっごく人が居て、新幹線の中で何か食べようと店に行ったけど、コンビニで、ズラ~~~ッと並んでいるから入れない。

じゃあ、構内で買おうか・・と入ったら、そこもズラ~~で、買えない。どうしよう・・車内販売にするか。と行ったら、

〇〇駅とΔ駅の間で販売なんだって。それで、隣の席の女性がね、来た時 荷物を上にあげるのを何となく手伝ったんだけど

すごいのよ~もう、席に着くなり、買って来たものをパクパク、バクバク。いいなぁ・・・と思って・・で、食べ終わったら今度はバッグから、タッパに入った物を出して、また食い始めたの。こっちはお腹が空き空きで・・チラチラ見ていたら、隠して食べ出したの。くれないんだよね。取られると思ったのかな?」

 

 

R「そりゃ~他人なんだから、くれないでしょうよ」

T「でもさ、さっき荷物あげるの手伝ってやったよ」

R「それは、それ!」

 

T「で、駅員が来たから車内販売していますよね?って聞いたら、売り切れました」

 

場内大笑い

 

 

 

あとは、お花付けの話

 

「前に良太郎さんの公演に花束持って行ったんだ。そしたら、並んで下さい。って言われて、他の客と一緒にずっと花束抱えて

 行列していたの。ちょっとね、恥ずかしかった(笑)それとさ~ダイヤがどこそこの舞台に出た時に、チケット買って

 見に行ったの。前から2列目・・ほら、出やすい所。で、1000円付けようと用意していたんだけど」

 

R「なに?千円?それだけ?」

T「そうそう。千円。でね、いざ付けようとしたら、あがっちゃって・・ど・・どうしよう。どこ・・つけよう・・って。あれで

  お客様の気持がわかった。震えちゃうんだよね~。手が震える。逆に慣れ切っていると、もう、衿を引っ張って、放り

  込んで行くとか(笑) それとさ~(自分の着物の衿を見せ)これ、合わせ衿って言うんですけど、2枚縫い合わさっている

  衿なんですよ。だから、入れようとすると、塞がっているから・・『入らない、入らない』って言う方が居て・・・」

 

※ それ、私?よくやるんだわ~(笑)

 

 

 そんな楽しいトークでした。

 

 

え~!転んでも・・って、転ばないけど、タダじゃ起きません、この私

 

ダメ元で、お見送りで、やったぜぇ~!!

ありがと、たつみさん!