12月2日のディナーショーから1週間目

横浜三吉劇場への、ゲスト出演で、早くもお会い出来るとは、何て嬉しい事か!

 

お芝居の演目は ”女と鴉と、きんちゃっきり”

 

ラストショーは、”恋も喧嘩も花と酒”

 

パッと見、喜劇っぽいな~、ドタバタじゃないと良いけど・・なんて

危惧を感じつつ(贅沢だ?)いそいそと。

 

咲良綺蝶ニさんもゲスト出演です。

お芝居では、きんちゃっきり(スリの事です。漢字で書けば巾着切り)女の母親役

 

内容:品川宿の船着き場で舟に乗り遅れた、旅鴉の太郎と太郎。

   名前は似ているが,全くの赤の他人。次の舟を待とうと茶店に居る時に現れた若い娘お仙。ベタベタされて懐の財布を掏られてしまったが、これをとっ捕まえて財布を取り戻してくれた三人目の旅鴉(たつみ座長)間木の生まれの次郎と言う。

 

これで、春夏秋冬がそろっちまったぜ。

船着き場に、やたらと人が増え、ワイワイガヤガヤやっている内にスリ娘は逃亡。

皆、グルだったようだ。懐に財布を入れるから盗まれるんだ。オレは一度も盗まれた事がない。なぜなら絶対に盗まれない所へ入れておくからな、と冬次郎

さて、どこでしょう?(笑)

 

~~略~~~

 

娘と母親(チョウジさん)が、スリの元締めから逃げて、母親は自分が足手まといに

なるからと仮病を使って薬を買いに行かせ、その間に身投げしようとする。

 

南無阿弥陀仏と唱え・・橋から川へ・・と、幕の向こうへ消える・・・が

入れ替わりに冬次郎が、何もなかったかの様に、スタスタとやってきて、花道の方へ

 

チョウジさん「あの・・ねぇ、ちょっと。ちょっと待ってよ。止めてくれないの?」

冬次郎「なんで?」

チョウ「なんでって、身投げしようとしているんだから、止めるでしょう?」

冬次郎「身投げ?なんだ信心深い人が川に向かって念仏唱えているのかと思った」

 

ここから、身投げする理由を聞いてくれ。いいよ、聞いてやっても。

と言うやり取りが始まるのですが、例によって例の如く、チョージさん、愛さんの代わりか?(笑)いじられっ放しの、突かれっ放し

遂には、悪い元締めの名前を忘れて「え~っと、五郎って名の」

「違うみたいだよ。後の方から違う声が聞こえるよ」「え?あ・・・げん・・ゲンゴロウか」「ゲンゴロウ?違うみたい」「あ・・でん・そうだ。伝五郎だ。あんたが間でゴチャゴチャ余計な事を言うから、忘れちゃったんだよ!もう!」

「で?なんで死のうとしたの。」「あたしが一緒だと足手まといになるから、1人で

逃げろと言っても、娘は、おっかさんと一緒じゃなきゃイヤだって言うんです」

「フ~ン、それってさ、建前じゃね?」

 

こんな調子で、場内抱腹絶倒

 

このシーン、夜はまた変わったんですよ~!

あとでね(^_-)-☆

 

 

では、写真です。

 

 たつみ座長,お芝居の口上後に、休憩時間を使って歌わせていただく事に

 

 「いいんですか?歌って」

 「どうぞ、どうぞ。聞きたいですから。」と、津川ライチョウ座長

 

♪ 人の世一夜の子守歌

    楽譜みたいな着物がとってもステキ!

では、お言葉に甘えて・・ダイヤのフレーズは、僕が1人で歌います。

 

 

 

まだCDお買い求めになれますので、この機会に是非、どうぞ。後ろに居るのは

以前、劇団にいた「あさみちゃん」お手伝いに来てくれました。

「きょうはですね、私が直接、客席を回って手渡しで販売させていただきます」

 

 

「すみません、私が回ろうとしたら、皆さんで列を作って下さって。本当に有難う

 ございました。」

 

 

では、舞踊の写真です。

 

♪ Love of Thousand Years

 

 

いきなり、凄みを感じるような登場で、すさまじい殺気を秘めた踊り

 

 

 

この、すごい迫力がある色調の衣装・・・なんでしょうね?

わかります? なにを表しているのか・・・

 

↓ これ両手を放して居て、刀がたつみ座長のこめかみで支えられて居る!

 

 

 

 

柄を見て下さい。白蛇です。

 

白蛇の主?・・・似合い過ぎる~~~!!

 

となると? これは、白蛇の鱗・・・!!カッコいい~~!

何たるセンスだ!!

 

 

 

芝居のあらすじを書いて居て、スペース使い過ぎました。

続きます。

この後、もう一曲ありました。