お外題 :
雪と墨
ラストショー:
お富さん
ゲスト本日より千秋楽まで、咲良綺 蝶ニさん
とっても、久し振りに見ました。
内容は、かなりシビアーで。悪い嫁のせいで
優しかった兄が町人から武士に上り詰め、その代り、意地悪で冷たい男に変貌。
面倒をみているとは表向きだけで、とことん姑をいびりまくる兄嫁(小龍さん)と
嫁に頭があがらない夫(たつみ座長)
大工をしながら、細々と暮す心優しい末息子の留吉(ダイヤ座長)
あまりのイビリに、見て居て思わず「いい加減居しろ!」と言いたくなるし、
切実な芝居なんですが・・(『が』?)
なぜか?
そうです、たつみ座長の暴走で、
場内爆笑・爆笑・大爆笑
抱腹絶倒とは、このことなり!
正しく読んで字の如しです。お腹抱えて、ぶっ倒れそう~(笑)
こんなに笑ったのは、何年振りだろう。
マジです、お腹が痛くなった~!
もう、いいよぉ~やめて~~お腹の皮がよじれるよ~~
その内に、いびられている姑(龍子さん)も、下を向いて肩が上下に・・クックック
いびって居る嫁(小龍さん)も、着物の袖で顔を隠す始末(笑)(笑)(笑)
これが笑わずに居られよか~~チョンチョンとな~~(こら、歌ってるんじゃない)
実は、良いシーンなんですよ。ほんと!(真面目にやれば?)(笑)
兄の家に居る老いた母を心配してやって来た留吉が
裸足で追い出された母親を見て、激怒
しかし、こちらも酷い目にあって居るんだ。と、反撃する兄夫婦
お茶を持って来させれば熱湯
肩をもむ振りをして、針で首を刺そうとした・・
「そんなバカな!お袋はそんな人じゃない!」と言う留吉に
「いや、あれは殺意があった」と、
必殺仕掛け人の音楽を・・・チャ~ン、チャチャチャチャ~~~ン
チャチャチャ~~タリララァ~~
長い針を加える真似・・・
首に・・グサ~~
この辺りから、アハハ~や、ワハハ~~ではなく、
ギャハハ~~笑いに。
「兄貴がそんな考えなら、俺がお袋を預かって面倒をみる!」と、啖呵を切る留吉
「お前みたいな貧乏人、自分の飯もままならないのに、どうやってお袋を食わせて行けるんだ」
と、バカにする兄
カッコ良くダイヤが決めます。
「お袋には、苦労はさせない。例え俺の三度の飯を二度にし、それがダメなら二度の飯を一度に・・・いや!
飯の代わりに瓦をかじってでも、お袋には飯を食わせる!」
思わず拍手が出る格好良さ!!ダイヤ!カッコいい!いい男~!!
なのに・・だ。
「なに言ってるんだ~おかしいんじゃないのぉ? 瓦かじってって、あんな固いもん、かじれるわけ
ないじゃん。瓦どこにあるんだよ?瓦かじるんだって~聞いた?瓦、買う金あるんだ?」
「いいでしょ、もうーー!どこかにあるんだよ!」
「あ・・よその家の屋根から瓦とるんだ?あっちの家から1枚、今度はこっちの家から1枚?瓦盗むんだ?」
「そうじゃなくてーー。盗んだりしませんよ!買います」
「瓦買う金あるなら、米買えばいいじゃん」
正確ではないですが、内容は上記のようなもので・・。
舞踊の写真に行きます。
ダイヤ座長・群舞
♪ なんで泣く(かな?)
ダイヤ座長
♪ 冬のエトランジェ
ダイヤ座長と小龍さん
♪ どんでん返し
たつみ座長
♪ 小鉄の女房
たつみ座長中心の群舞
♪ エロティカ・セブン
ラストショー
♪ お富さん
↑ 今回は、ここで、ガバッと言う、ドッキリシーンはありませんでした。
恋仲の、お富と与三郎
嫉妬した旦那と手下から、顔をズタズタに切られ・・・
傷跡メークです。↓
↓運天が、ジーーっと見ています。そうです、こうやって芸もメークも盗みましょう。えらい、えらい。
後ろから、お富の亭主役の愛さんが、のぞき見。
傷メークが出来てから
「ワァ~~!痛いよぉ~~」
はい、ここから、与三郎の決めぜりふ
集合写真
アップねらい
楽しい舞台でした(^o^)