本日のお芝居は

 

度胸一番

 

あら? 一応10年選手なんですが(まだ、まだ、これじゃあ中級ランク?)

このお芝居、初めて見ました。

 

芸者の置き屋

ひかるちゃん扮する貞吉(源氏名)が、若い女中さんだか、新米の芸妓達に(新人の若い女性連)

「やっと、掃除が終わってね~」 と、賑やかな場面から始まり。

 

芸者の姐さん(星矢)が、お座敷に行く・・と出てくるけど

ひかるちゃんが、

 

「ねぇ、顔は真っ白に綺麗に塗ってるけどさぁ、あんた背中は塗り忘れ?真っ黒よ」

確かに!

星矢、わざと?時間なかった?

抜き襟からみえる背中と首は、塗ってないよぉ~~キャ~~

 

娘のオリョウ(蘭華)と、板場の喜助(舞斗)が

いい仲なれど、女将さんに(ゆかりん)

中々言い出せないでいるからと、どうしよう~どうしよ~

それで、皆が協力して女将さんに言ってあげることに

案外、すんなりとOKが出る。

 

ここまでは順調

 

さて、ここへ3年振りに勘当されていた倅の与太郎が帰って来る(若ちゃん)

感動的な母子との対面を予想するが、あにはからんや。

お前なんぞ、知らんわ~!

何を! よぉ言えたな!!の大げんか

 

オリョウに惚れてる小泉の殿様(たつみじゃなくて(笑)、副座長演じる、悪旗本)

 

嫁にもらいたいんだ、お前の娘。

でも、娘のオリョウ(菊路)は喜助と所帯をもつ約束だ。

兄である与太郎が間に入って、一悶着

 

と言うストーリーですが、これがシリアスになったかと思うと

例によって突然、若によって大笑いの場になってしまうから、これまたお約束通り。

 

ゆかりさん演じる おっかさんが

「与太郎、お前・・行ったら生きて戻れないかもしれない・・」

と、泣きそうになり、こらえつつも、泣けて・・

「与太郎・・・」と、必死に、身をくねらせて演じているのに

若は、

 

「なんだ、ウナギの産卵か? その顔、子泣きじじいそっくりだ」

 

笑いに包まれハッピーエンドで終わります。

 

 

さて、舞踊ショーがあって、

集合写真のお時間

 

ちょっと、多めに若の顔中心に載せますね~

 

皆様、大好き~♥のポーズ

 

左方向のお客様~~~~~~~~~~~~

副座長が、若干 ウフ~~ンバージョン?

 

 

 

 

微妙な角度違いの写真でしかございませんが、若のさわやかな笑顔に

イヤされますように~~

 

 

ラストショーは、ものすごく盛り上がりました~!

若が、思いっきりはじけて、はじけて、はじけまくる!!

そして、例によって、時間なんてク〇食らえ~!で、(若はそんな事言いませんけどね(笑)

3時間を超える延長公演!!

 

アンコールで、盛り上がり

客席総立ちで、参加で踊っちゃう。

更に

 

「もう一回!もう一回!!」コールで

ウワ~~~!!っと、暴れまくりました~~!!

 

若ちゃん、ありがとう!!

いやな事なんか、ぜ~~~んぶ忘れちゃう。

ぶっ飛んじゃう!!

 

すごい人だ!

若丸、ばんざ~~い!!

 

 

 

※ 口上では、若ちゃんが10代の頃の辛いお話

  某所へ、呼ばれて断ったけど、何様?経由で顔を立てて欲しい・・などと

  プレッシャーがあったので、出向いたら、

  そこは宴会場。しかも、もう客は出来上がってていて、そこいら中散らかり放題の座敷

  酔っ払いが、好き勝手に歩き回って動き回って・・

 

  その中を花魁の姿で・・・

  衣装に刺身が、ボタっと落とされる・・・そんな状態の中だった。

 

  それでも、なんとかこなして・・・

  終わったら「はい、ご苦労さん」で、ノーギャラだった。とか。

 

  他には、ずいぶん前で、若ちゃんの劇団ではないけれど、ある劇団は沖縄で公演をと

  依頼されて、皆で荷物を運び運び、劇団員皆で沖縄へ行った。

 

 そしたら?

 公演の話は、全部ウソだった・・・

 などなど・・・ひどい事もあったそうです。

 大衆演劇の立場って、きついですね・・・

 

 

 もちろん、こんな重い話だけでなく、笑わせてくれましたよ~

 

 

かつて、よく若い女性(高校生くらい)から

「若丸さん、好きです。結婚したいくらい。とか、よく言われたんですよ。で、ワ~と思っていると

 翌年、その人が、赤ちゃん抱いていたりして・・・だから、それ以来、ボクは、そういう言葉を

 信用しなくなったんです。それから、今でもよく言われるのが、『あんた、女の10人や20人は、居るんだろ?』ってね。

 何が、10人20人だ。誰だと思ってる?フッフッフ・・天下の若丸だぞ。ケタが違うわい、ケタが~~」

 

座員達 「オ!さすが!!」

若ちゃん 「ざっと、一人か二人・・・」

 

座員達 「(ガクッとして)な・・・なんで、そこで、下がるんですか~?」

 

 

あとは、

 残念ながら、あまり覚えられなかったんですが

 

中島みゆきさんの歌  

 ♪ 地上の星

 

 を、たくみに替え歌に・・・

 

 これが、おかしくて、おかしくて、もうたまらん!

 高齢者の忘れっぽさを歌詞に

  例えば、

 

  二階へ行きかけて、「あれ?どこへ行くんだっけ」

  自転車で出かけて、徒歩で帰って来る・・

 

 のような内容

 

   古い歌

   ♪ 月の法善寺横町

 

  の歌。ご存じでしょうか?

 

 ”包丁、一本~~~さらしに巻いて~旅に出るのも、板場の修行~~

 

 と言うんですが・・

 

 若ちゃん作詞版(笑)

 

 包丁一本~包丁二本~~包丁三本~包丁4本~~~

 

 間に観客は黙って聞いていてはいけません。

 ちゃんと伴奏を入れます。

 

 包丁一本~~(ベベベン)

包丁二本~~(ベベベ~ン)

包丁三本~~(ベンベン~)

 

この辺で、終わらせよっと・・・