5代目ジェームズ・ボンド俳優のピアース・ブロズナン主演。
監督が「ダイ・ハード」のジョン・ムーアだと言うから、これはまぎれもないアクション、すごい!筈。
タイトルが示すように、サイバー攻撃にあって、主人公が家族を守る内容なのですが、
会社経営者と言う、富裕層の役柄のブロズナン。
どちらかと言えば、007を除いては、バッチィ服装が(本人は、ラフと言うかもしれませんが)多い彼が
若い頃は、モデルイメージだっただけあって、
中々の着こなしで、オォ、魅力的な男の復活か・・と、ファンとしてはビジュアル的に嬉しかった。
さて、主役のマイク・リーガン社長は、ITが苦手。
娘がブーたれる事もあり、この手に長けた若者ポールを自宅に呼び、
家の中のコンピューター関連を全て任せる。
ITに弱いのに、家の中は最新のコンピューター管理と言うのは、考え方によれば、
むしろ不安な気もするが・・・
案の定、お任せしちゃったせいで、ポールは盗聴器やらカメラやらをそこいら中に仕込み、
自宅で、完全生放送を見る事となる。
17歳の娘に、ネットを通じて接近・接触し、
秘密の行動もしっかり録画。変態なのか、男とは、こういう類が普通なのか・・・
友達扱いしておいて、用事が済めば、うざい・・と言う態度のマイクもいけませんが
富裕層って、こんななんだろうな~
激怒したポールの執拗な嫌がらせに、太刀打ちできない(何たってアナログじゃないから)
マイクは、専門家に助けを求める。
ポールの部屋に忍び込んで、必要な物を盗み出すのは自分でやる!って、
普通人は言わないけど、言ってしまうのは、さすが元ボンド(笑)
ネタばれになるといけないので、この辺にしますが、
期待せずに見たせいか、中々面白かった。
ブロズナンも、ルックスがこの年齢にしては、ステキだった事も含め、
テンポが良い。
ラストシーンで、妻が裸同然のまま、いつまでも雨に打たれて転がっているのを
助けおこすのが、やたら手間取るのが、気に入らなかったが・・
久々のブロズナン映画としては、スリルあり、アクションありで、
楽しめる作品でした。