本日は 「たつみデイ」
つまり、たつみ座長が、これでもか!って位 出ずっぱりと言う日であります。
写真は、これでもか!って位、撮ったけど、まだ整理しとりますので、あとで~

お芝居は、一度見た事があるけど 「武士道残酷物語」

かなり陰惨な物語で、かつて中村錦之助(後の萬屋錦之助さん)が出演で作られた作品。
ブラジルかな?で、金賞を受賞した作品だったと思います。
間違って居たら、後から訂正しま~す。が、相当な内容で、大衆演劇でこれが出来るの?と
思って居たら、初めて見た時は、大感動。そして、あまりの残酷さに、人の冷酷さと
怖さをつくづく感じた。
そして、同時に 「たつみ演劇BOX」ってすごい劇団だ!!と、驚愕した。

今回は、前回よりも更にレベルアップした演技を見せていただいた。

たつみさんの全身全霊をかけ、全力投球などと言う生易しい言葉では
表現できない、正に魂の演技。迫真の演技。
すさまじい物が場内一杯にあふれ返った。


忠臣蔵の浅野内匠頭の幼き頃が舞台。
若き大石内蔵助 (ダイヤくん)
そして、悪家老が、いびり抜く下級武士五十嵐(たつみさん)

現代のイジメなど、何するものぞ。と言っては語弊があるだろうが
すさまじき残酷なイジメが基点となっている。


また、赤穂浪士のメンバーに、この五十嵐が居たら・・・と
惜しまれもする号泣物語

内容をあまり詳しく書いてしまうと、今後初めて見る可能性のある人たちに
ある種の心の準備を与えてしまいそうで・・・
そうなると、残念な気もするので、書くのはやめます。

映画の宣伝文句の定番ではないけれど、初めて見る方が居たら
周囲の方は、決して結末を言わないでください。どころではなく
内容を説明しないで欲しい。と言ったところだろうか。


下手な役者には、この題材は断じて扱って欲しくない。
扱えないだろうけど・・・

「たつみ演劇BOX」の、両座長と、お姉さま小龍さん。

ダイヤ君は今回は、あまり出番がなかったけど
内蔵助としての、信頼感漂う、存在感ある姿は
さすがでした。


実にお見事でした!!

こんな素晴らしい作品を大衆演劇に持ってくるなんて
そして、演じ切れるなんて、最高です!