彼らは芝居に手を抜かない。それだけでなく
こうした難しい題材なら、難しいほど捨て身でかかる。


多勢を殺した殺人鬼などではない。
底に流れるのは、純粋なもの
それは、事件そのものより、男二人の友情、強い信頼感、絆・・・・
そちらに、スポットを当てた事の方が、はるかに強いからでは
ないだろうか。

実話なので どうしても血なまぐささは、否めない。

だが、二人の爽やかな、損得勘定なしの心の交流が

癒してくれる芝居だった。

文句なしに素晴らしい芝居だった。

タツミ、ダイヤ兄弟のすごさを、痛感できる芝居。