熊太郎は弥五郎の家で養生する。
監獄から出て来たばかりだった弥五郎は
兄貴分と共に復讐に行く前に、すこし娑婆で遊びたいからと
3
日間外出するが、5日たっても
戻って来ない。


ひょっとしたら、もう帰って来ないのでは・・と、案じる熊太郎だが
それも仕方のない事だ。と、言い聞かせる。

しかし、悪い親分連中を脅してやろうと
怖い歌を歌っていた弥五郎が、ちょっとした事から
警官と衝突して、彼はまた監獄に
入っていたのだ。

禁固8か月。

出獄して来た弥五郎の前に、傷を治した熊太郎が武器を携えて
迎えに来ていた。

「もう、傷はすっかり治ったのかい?兄貴」

「ああ、治った。その後腎臓を悪くしたが」

ここでまた笑い。



「腎臓・・大丈夫なのか?」

「ああ、治った。大丈夫だ」

 「本当か?心配だなぁ・・・」

 「もう、大丈夫だ。」

これ、ファンへのメッセージも兼ねていますね~()



二人は白装束に身を包み、刀を差して いざ復讐に。




深夜、寝静まった頃を狙って子分を二人殺害。
そして、おぬいと、その母親も殺害。

松永一家を全滅させた。