お芝居のタイトルは、【下田港の暴れん坊】

噂によれば、普通に上演すると非常につまらない内容らしい。でも、

若ちゃんが出て来たら、笑わずしては終わらない。

内容はご存知の方が多数でしょうが、

 芸者の千代(菊)と恋仲の男正吉 (剛)
 あきら君演じる親分が、身請けしたいと申し出るが、もちろんダメ
 しかし、
 持ち金が今はないと言う正吉に、元仲間だった兄弟分の銀二(英さん)が
 金を持って来てくれたことで、めでたく二人の縁も成立となって、

 親分は面白くない。銀二に闇夜には気を付けろと脅しをかける。

 数か月後、諦められない親分は風呂帰りの千代菊を拉致することを計画するも
 現れた、千太郎 (若ちゃん)に邪魔される。

 と言うと恰好良い三度笠の旅人さんを期待してしまうが、これが大違い

 派手な浮世絵まがいの柄の付いた、真っ赤っ赤な着物姿の、ちょっとチャライ男

 腕は立つので、千代は悪親分の子分達から救われるが

 「惚れちゃったよ~」 と、今度はこっちの赤いチャラ旅人が、追ってくる始末。


 
 
 さて、家に居る正吉の所へ、手負いの銀二が逃げ込んで来て、悪親分たちに
 切られた・・・と言って、事切れる。
 元ヤクザの血が騒ぎ、仇討ちだ!と、長ドスを持って飛び出す所で女房と出くわす。
 必死にとめるも聞かずに一人で、飛び出す正吉。

 おろおろしている所へ、土砂降りの雨をさけながらやってきた
 赤い着物の旅人千太郎が、偶然 この家へ。

 亭主を助けたら、俺の女房になれと約束させて、現地へ行くが
 何と、二人は知り合いだった・・・・

 「しょうちゃん?」
 「千ちゃん?」
 と言う塩梅・・・・・・・・・


これだけの内容で、よくもまぁ、こんなに笑いが取れるものだと、今更ながら
若ちゃんのセンスの良さと、技量に感心する。
何が、こんなに大笑いになるの? 多分、文字で表せば、「面白い」程度かもしれない。

なれど、これを 都 若丸が演じ、セリフを発すれば、たちまち
この上なく、可笑しい可笑しい、大笑いの芝居となってしまうのだから、大したものだ。




後半の舞踊ショー
(例によって、タイトル聞き逃しはご容赦を)


♪ 極楽ルンバ

 ここから口上に入って、ミックスジュース (曲は、♪じれったい。)

♪ 日本の心  (じゃないかな?三波春夫さんの曲)


 ラスト舞踊は、♪ファンタスティックベイビー

アンコールで、♪ ダンス・ダンス・ダンス


20分程の延長でした。若ちゃん、大丈夫かな? (何の心配?体力じゃないんだけどww)




口上では、雅輝ちゃんが若ちゃんへ愛の告白? キャ~ハハハ

「お前、誤解されるような事、言うな~」と、若ちゃん、必死で訂正していた。

可笑しい~
楽しい~

都のメンバーは、全員が可愛いし、ステキな人たち。


もう一枚 写真