何と、1年7か月振りの横浜三吉劇場にての 都 若丸劇団公演。

待ちくたびれた・・・待って、待って待ち続け~~で、

可愛さ余って何とやらの心境も、若干なきにしも非ず。

なんで、横浜にそんなに来ないのよ~!と言う悲痛な叫び。

(じゃあ、遠征しろって?それが出来ないの)

 

ようやく来た、来たぞ~

始まりの舞踊ショー。

幕が開いて、懐かしい劇団員の顔を見ると

何だか、ものすごく嬉しくなった。まるで

長い事 会わずにいた身内にようやく会えたみたいな感情に近い

そんな嬉しさと安心感だった。

 

そして、つくづく思ったのは、

若丸劇団の面々は (入ったばかりの団員は別として)

それぞれが、個人舞踊をこなせるレベルの持ち主と言うすばらしさ。

安心感。

そのメンバー達がそろって踊るとなると、やはり迫力もあるし

とにかく魅了される。

 

そして、全然来てくれなくて、寂しい思いをさせた

憎ったらしい(?)若ちゃん登場。

 

♪越後獅子♪を舞う。

 

白い袴に蒼い着物

 

ワ~!

何、このオーラ!

怖い位に、客席に伝わる。ビンビンだわ~!!

それに、痩せたせいか、すっきりとした頬が、一層若さまの顔を端正に、

凛として見せる、いや・・・魅せる。

 

眼つきが変わったな~。

キリッとした眼差しにいつも温和な優しさが漂っていた若ちゃんが

何やら、一種の殺気めいたものを微妙にまぜている・・

そんなドキッとするような男の魅力を漂わせている。

 

お芝居は 「春雨傘」 で、何度か見たものだが、

筋道は同じでも、中身を膨らませていたせいで、新鮮味が一杯だった。

 

舞斗扮する若旦那と女房との春雨傘をさしての

シーンがとっても、良かった!

さすがに、舞踊のうまい舞斗だけに、まるでミニミニ舞踊を見るような

しっとりとしたシーンを作り上げていて、「いいわぁ!」と心の中で感激。

 

送り出しでの若ちゃん、

もう、たまらんかったですわ。

慣れている筈なれど、久しぶりに戻った若は、男っぷりが格段に上がったし

先ほども書いたように、なぜか、そう、なぜか・・

とてもスリリングな魅力が加わっているのです。

だから、じっと目を見られると、ドキーーーー!

それでも口から先に生まれた私のメリットで、

「若ちゃん、私を覚えていてくれている?」なんて図々しく聞けてしまう。

 

そしたら、

 

「覚えていますよ。わたしを忘れて居たのは貴方でしょう?」

 

ギクッ。

疚しさが・・・<m(__)m>

ごめん、若ちゃん。

 

初日、ハッピーで、最高にステキな公演でした!

有難う、若ちゃん

 

明日も行くぞ~~(^◇^)