メダリストと言う事で、どのスポーツ種目に限らず、急に脚光を浴び
マスコミに追いかけられるものの、ひとたびメダルを逃せば、
知らん顔をされるのが、残念ながら日本の兆候だと常々思っているが、

それは、さておき、
前々より注目されている体操の内村航平くん。
彼は、最近ちょっとセリフを片言しゃべれば「天才、天才」と
バカの一つ覚えの様に騒ぎたてられるガキタレントとは次元が違う存在。

確かに、彼の様な人材を天才と呼んで良いのだろう!と
確信できる存在だと私は思う。

世界大会、北京オリンピック・・・と、彼は
メダルを手にして来たが、今回、大舞台の代表であるオリンピックで
個人金メダルをゲットした事で、例によって野次馬も含め
大騒ぎ、大ヒット、一躍人々の注目の的となった。

ノド元過ぎれば何とやらで、おそらく、ほとぼりが覚めれば
誰だっけ?となるのがオチで、本来の内村ファンを除けば
野次馬達は、パッカパッカと野原の向こうへ走り去り
またまたマスコミが騒ぐと寄って来る類が多いだろう。

そんな中で、己の興奮と熱望を制御できずにいる人達も出現してくる。
芸能人の追っかけもその類だろうが、
内村くんは、アイドルではない。笑うとクッキリでるエクボが
いくら可愛くても、イケメン君でも、アイドルではない。
常日頃から、媚びるより、己の体力をつけ、技を磨く、昔でいえば
剣豪そのもの。
浮かれてヘラヘラして居る時は、一時あれど、そのままヘラヘラしていられる
立場ではないし、元より彼は、ギャルやオバン達に
キャーキャー言われて、「おれ、このままでいい」なんてアホじゃない。

追っかけが高じてストーカーが出現したそうな。

1人暮らしの航平が、いきなりアパートの前で声をかけられたら
さぞや、度肝を抜かれた事だろう。
彼女は中学生で、ずっと待ち伏せしていたと言うが・・・

ちょっと、待て。
最近は、何かと言うと「ストーカー、ストーカー」と言うが
某TV局の女子アナが事件騒ぎにするまでは本当の危険な
ストーカーに殺害された一般市民が居ても、まともに扱って
もらえなかったのは、つい〇年前の話し。

それまでは、好きな誰かの住まいの周りをウロチョロしている、ファンなど
珍しくも何ともなかった。
そんな中で、タレントの〇〇にちょっとでも、「こんちは」と言われれば
天にも昇る気持になったファンも多かろう。

今回の少女。
ストーカーなのか?いつも、いつもターゲットが不安と怯えにさいなまれ
実害を受ける危険を感じれば、ストーカーだが、ファンとして
追いかけて来て、声をかけただけなら熱狂的なファンだろう。

少女の味方をするわけではないが、中学生あたりの思春期の女子って
もう逢いたくて、逢いたくての一心になってしまうのでは?


それより、航平くんにとって怖いと思うのはネットの世界かもしれない。
猥褻な言葉や表現で、航平~恋しい~~を、不潔なものに貶めている所が
あるそうな。
こいつらは、実際には追いかけて来なくても、精神的なストーカー、それも
悪質な存在ではないのだろうか?

健全なスポーツマンを対象に、勝手に想像して自分の中での
白昼夢に浸るのなら結構。
ネットだからと、彼を変態女達のターゲットにして欲しくない。

人気者にはこうした事はつきもので、有名税と言われるが
今後の内村選手の精神に、怯えや余計な事を考えさせたり
心配のタネを植えつけるような真似は、本当のファンとしては
許せない。


中学生の少女が、これで追っかけをやめてくれればとは思う。
世間が今は、敏感になり過ぎているし、彼女も自分を抑制しなければと
反省してくれればよいけれど・・・。

どちらにしても、内村君には、いつも目の前に次の試合と言う物が
君臨していて、彼は心身共にノンビリとあくびなど
して居られない。


ゴールドメダルの本当の重さというものが、ヒシヒシと感じられて居る
時でもあろう。
そんな彼を邪魔したり、妨害したりは、控えたいね!


長々と書いてしまいましたが、
最後まで読んでくれました?
あら、それは嬉しい!

有難うございます。