あなたと手を取り寄り添って

あなたと手を取り寄り添って

恋愛・夫婦生活は続ける程、面白い。楽しいけど、苦しいこともある。それがまたいい。そんなふうに感じていける工夫を発信しています。

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夫婦生活修復アドバイザーの未希 望(ミキ ノゾミ)です。

 

私は今年で結婚11年目なんですが、いつの間にか夫という役を演じていることしかしていない。

 

結婚当初はしていたが、今は全くしていないこともあります。

 

例えば私は結婚当初、妻に良く「愛してるよ」を連発していました。

しかし、今は軽々しくは言えません。

 

当時は「愛している」という言葉の重さを感じていなかったように思います。

喧嘩もして、傷つけあい、それでも夫婦を続けてきた今となっては

「愛情」とはお互いの信頼関係の上に成り立つものなのだと思えてなりません。

 

相互尊敬・相互信頼が土台です

アドラー心理学から引用させてもらうと

「尊敬とは、人それぞれに年齢・性別・職業・役割・趣味などの違いはあっても、人間の尊厳には

違いがないことを受け容れ、礼節をもって接する「態度」のこと。

 

「信頼」とは、相手の属性(地位・収入・学歴・経験)にかかわらず、無条件に信じること。

いつも相手の行動の背後にある「善意」を見つけようとし、根拠を求めないことです。

 

「相互」というのがポイントで、一方的であっては成り立ちません。

 

ここがとても難しいのです。

お互いに尊敬しあい、信頼し合うことが重要なのですがやはりこれも結果なんですね。

 

まずは気づいた方から始めていくのだと……。

アトラー心理学では、こうも説いています。

 

「自分が先に、自身がより多く、尊敬・信頼することから、

相互尊敬・相互信頼が成り立つ」

 
信じて信じ続けて、まず自分から行動することが大事なんです。
 

課題にぶつかったら、目的論にもとづく「更新」をしましょう

始めにも言いましたが、私は夫という役を演じることしかしていませんでした。

しかし、あなたには私のようになってほしくはない!

なれるはずなんです。

演じるだけの夫婦ではなく心から信頼しあえる夫婦に。

 

なのであなたにも提案です。

日々の夫婦生活で「夫であること」「妻であること」を更新してください。

 

「更新?」

免許みたいだな?と思われませんでしたか。

 

同じです。

愛し合い続けるには、必ず更新を伴わなければいけない。

あと、年ごとのイベントの更新などもです。

 

 

 課題、夫婦の問題にぶつかった時ですね。

 

その時に「お互いの関係をよりよくするために、今出来ることはなにか?」

と強く思って下さい。

これはアドラー心理学で重視している「目的論」に基づく

「メイク・ベター・アプローチ」と呼ばれるものです。

 

過去の「誰が、何が悪いか」は考えません。

 

未来に向かってお互いに出来ることだけを明確に話し合うのです。

おのずと、「現状をよりよくするには、どうすればいいか」という発想になりますよ。

 

未来に向かって話すことに役立つのが次に説明する4つの方法です。

 

繰り返し法

相手の言葉をリピートする方法。相手の言葉を補足でき、明確化することができます。

オウム返しと同じですね。

いつでもオウム返しをするのは、相手に不快感を与えてしまうかもしれませんが

夫婦での課題、問題にぶち当たっている時には有効です。

 

・感情反映法

 

相手が口に出した言葉をそのまま捉えるのではなく、その言葉の裏にある

「寂しい」「気付いてほしい」といった感情を汲み取り、言葉にすることです。

裏を読むといっても、やましい意味ではありません。

例えば、私は仕事から帰るのがいつも遅いのですが、

「いつも子供の面倒を見させて!!」

「自分の時間が欲しい!!」

と私を責め立てます。

その怒りの背後には「一人で子供二人の相手をするのは寂しい」

「苦しい」といったSOSの感情が言わせてるんですね。

 

感情をぶつけられるのは、あなたの事を信頼しているから。

そこで腹を立てるか、気づいてあげるかはこの感情反映法を知っているかどうかです。

 

感情をぶつける側は、自分のSOSに気づいていないこともあります。

気付いてあげれるのはぶつけられる、「あなた」だけかもしれません。

 

・ラブレター法

 

言わずとしれた恋文です。

もう何年も書いていない人も多いはず。

相手に渡すタイミングはいつだって良いので、とりあえず書いてみましょう。

ポイントは、感謝の気持ちを素直に書くこと。

もらった相手は何度でも読み返すことが出来るので、読む度にあなたの

想いを再確認できるはずです。

 

・感謝交換法

 

「ありがとう」言えていますか?

以外に言えていない夫婦が多いのではないでしょうか!

日々お互いに感謝の気持ちを言葉にして伝えあうこと。

「そんなこと言わないで!!」なんて人はいないでしょうから

まずは慣れるまでやってみて下さい。

必ずなじんできますよ。

 

「共感力」を高めましょう

アドラーは、共感について「他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」とのべています。

 

つまり自分勝手になってはいけないという事。

他者と結びついていることをアドラーは「共同体感覚」といいました。

http://textview.jp/post/culture/23780

共同体感覚とは何か|NHKテキストビュー

「共感」と「同情」を同じものと勘違いする人がいますが、まったく違うのです。

 

◇共感

土台…尊敬・信頼

関心…相手

感情…信頼から始まり、コントロールできる

 

◆同情

土台…支配性

関心…自分

感情…あわれみから始まり、コントロール不能になりがち

 

どうでしょう。

あなたも今まで「共感」と思っていたものが実は「同情」だった!

なんてことがありませんでしたか?

 

共感力は、トレーニングで磨くことができます。

 

アドラー心理学では、その人特有のものの見方・価値観を「私的論理」と呼んでいます。

 

私的論理は一人ひとり違っているので、この違いを認めあう。

 

自分とは違う他者の「私的論理」を理解・尊敬しつつ、「共感感覚」へと導いていく。

ポイントは「他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」

 
共感トレーニングは至るところに存在します。
 
映画、テレビドラマ、小説。
自分を登場人物に置き換えて、感情移入する。
そこで、「他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」を実践してみるのです。
 
また、他人との対話の中でも、意見を交換しながら
自分と他者の私的論理の違いをリアルに感じることができる。
 
まず、自分にあるのが、「共感」なのか「同情」なのか知ることです。
もし「同情」ならトレーニングを積み「共感」を感じていけるようにしていきましょう。
 
難しいことは何もないです。
 
まずはやってみること!
 

ミステリーゾーンはある方が良い

夫婦の成長とは「理解し合うこと」

 

当然生きてきた環境が違うのですから、考え方・習慣・性格も全く同じなんてことはありえません。

全く同じタイプの夫婦なら、失敗するところも同じになるので助け合うことも出来なくなります。

極端な話、全く違うタイプの夫婦で良いと考えていい。

 

惹かれあった仲です。協力したらいい。

相手を理解し、自分を理解し違いを認めつつ、共通のゴールへと向かっていくこと。

 

・「侵さない部分」があって、当たり前

夫婦の成長とは「理解し合うこと」なので、同じ分野で成長する必要はないのです。

 

夫婦は共通点が30%あって、残りの70%は分からない部分(ミステリーゾーン)でいいはず。

 

全てが同じ100%なんて、私ならしんどいです。

「わからないこと」「侵さないでおくこと」があって、当たり前。

その上で向き合って70%位、違う部分があることを理解すること。

 

「ああ、違うんだなぁ…」と理解し受けとめる。

そして、違うことこそ相手の魅力と感じていけるようになれば、しめたものです。

 

結婚したら、もう終わりではない

・「最高の恋愛」=「最高の結婚」とは違う

恋愛=結婚ではないということは、あなたも理解はしているはずです。

恋愛の延長線上に結婚があったり、いつまでも、ときめいていたいと考えたり。

そんな理想の結婚は存在しないのかもしれません。

 

恋愛はハラハラドキドキがあるからこそ、おもしろいのです。

しかし、結婚はその対極ですよね。

しょっちゅう浮気をされたら、たまったもんじゃないです。

 

結婚相手に求めるのは、ときめきではなく「生活力」であり

何より、「協力しょうとする気持ち」「相手の言葉を聞くこと」です。

 

結婚をゴールインという人もいますが、私は結婚とはいろんなプロセスの集合体であると考えます。

努力や学習、忍耐や我慢。時には諦めも必要でしょう。

 

その先にベストカップルの称号があるように思えます。

だから、結婚はゴールではなくスタートと言ったほうがまだましかもしれませんね。

 

まとめ

「夫婦」=「協力」です。

片方だけが頑張ると結果は明らかで、いつか終わりがやってきてしまうでしょう。

養ってもらいたい……。

この気持ちは相手の事が「心が貧しい」と思えてしまいます。

 

例え専業主婦(夫)でも、家庭の事をしっかりと見ているからこそ、

相手は仕事に集中して稼いでこれるのです。

 

外に出て稼いできている人が一番偉い訳ではない。

適材適所なのです。

勿論、二人が外へ出て、共に家庭も二人で守っていくのも間違いではありません。

大切なのは「協力しているか」なのですから。

 

アドラー心理学では、「人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく、自ら運命を

創造する力がある」(自己決定性)と考えています。

 

相手に頼るのではなく、自分から進んで「協力」していく。

夫婦生活といえど、主人公は必ず「あなた」です。

 

アドラー心理学が少しでもあなたの夫婦生活の助けになれるのなら

とても嬉しい限りです。

 

最後まで、ありがとうございました。

 

夫婦生活修復アドバイザー 未希 望(ミキ ノゾミ)